HYBE、SM、JYPをはじめ2023年はボーイズグループの年


2023年、歌謡界の覇権を揺さぶるボーイズグループが続けて出撃する。

HYBE、SMエンターテインメント、JYPエンターテインメントなど大型事務所をはじめとして、歌手チョンハの所属事務所であるMNHエンターテインメント、「ATEEZ」の所属事務所であるKQエンターテインメントなど、中小事務所でもボーイズグループをローンチする。来年デビュー予定のボーイズグループは少なくとも15チーム以上だ。2020年の「ENHYPEN」、「TREASURE」のデビュー以降、エンターテインメントBIG4「HYBE、SM、JYP、YG」からデビューしたボーイズグループはなく、「BTS(防弾少年団)」が軍服務による空白期に突入し、彼らの空席を狙うボーイズグループ競争がより熾烈になる展望だ。

HYBEは4チームの新人グループのデビューを予定している。「BTS」所属事務所のBigHitMusicをはじめとしてPledisエンターテインメント、KOZエンターテインメントからそれぞれ新人ボーイズグループをローンチする。去る7日にデビューしたHYBEレーベルズジャパンのボーイズグループ「&TEAM」もいる。ガールズグループは、HYBEアメリカとユニバーサルミュージックが手を取りローンチ計画のアメリカガールズグループ1チームだけだ。

SMエンターテインメントは「NCT」東京、ハリウッド、サウジ(仮称)など、新しい「NCT」ユニットを計画中だ。また「NCT」ではないボーイズグループローンチも予定されている。「NCT東京」、「NCTハリウッド」、「NCTサウジ」の場合、現地でメンバーを選定し現地で活動するグループになる展望だ。JYPエンターテインメントはSBSオーディション番組「LOUD」を通じてメンバーを選抜したボーイズグループと、中国現地化グループプロジェクトCのデビューを準備しており、日本では男性バージョンの「NiziU」をローンチする計画だ。

中小事務所でもボーイズグループローンチに拍車がかかっている。彼らは物量攻勢を行う大型事務所とは違って、デビュー前からTikTokやYoutubeなど各種SNSを通じて顔を知らせ、ファンダムを形成したのちにデビューする戦略をとっている。代表的な例が来年1月にデビューを予告したMNHエンターテインメントのボーイズグループ「B.O.M(仮)」だ。韓国人メンバー8人で構成された「B.O.M」は、デビュー前にもかかわらずTikTokのフォロワー数が27万人に及ぶ。
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2022.12.28