「バラコラ」「BOYS PLANET」第1回生存者発表式、1位は不動のソン・ハンビン!大躍進した練習生、日本人練習生は?


「BOYS PLANET」(以下、「ボイプラ」)の第1回生存者発表式が3月2日(木)に放送され、最初の生存者52人と脱落者41人が発表されると共に、デビュー組となる気になるTOP9、そして最終的に1位になった練習生にはデビューアルバムにソロ曲が収録される特典も公開された。

この日、第1回生存者発表式のMCを務めたのは俳優ヨ・ジング。「Girls Planet 999:少女祭典」の“プラネットマスター”から、“スターマスター”として帰ってきた。安定感抜群の堂々たる進行ぶりで、主人公となる練習生たちの一喜一憂を落ち着いてまとめていたのはさすがだった。

それはさておき、気になるのはやはり順位だろう。初回放送で最初の順位(2月2日午後9時基準)、第2話で2回目の順位(2月9日午後9時基準)が公開された後、第3話では40位~60位までと1位~3位までの順位(2月16日午後10時基準)しか公開されなかったため、最初のミッション「K vs G グループバトル」を経て、どのように順位が変動したのか注目されていた。

第1回のグローバル投票(2月2日~24日午前10時)は176国・地域で5243万4522票が投じられたという。その中で投票率が一番高かったのが日本。次いで韓国、アメリカ、インドネシアの順だ。

TOP9の結果は以下の通り。
1位 ソン・ハンビン(K)834万3418点
2位 ソク・マシュー(G)698万3610点
3位 キム・ジウン(K)694万4462点
4位 ハン・ユジン(K)675万7634点
5位 ジャン・ハオ(G)563万6185点
6位 キム・ギュビン(K)551万1180点
7位 イ・フェテク(K)446万9300点
8位 佳汰(ケイタ)(G)410万7673点
9位 ジェイ(G)408万1057点

結論から言うと、TOP9の顔ぶれはさほど大きな変動がない。第2話で公開されたTOP9と比較すると、新しくTOP9に入ったのは佳汰(14位→8位)のみだった。また、「K vs G グループバトル」の勝者へのベネフィットは10万点だったが、上位9人の中でベネフィットを獲得できなかったのがジェイのみで、もしジェイがベネフィットを獲得していたら、佳汰とジェイの順位が入れ替わっただけだ。10位のパク・ゴヌク(K)が372万8699点だったので、どちらにしても、TOP9の顔ぶれは変わらなかったのである。

そんな中、大きな話題となったのが、ソク・マシューの大躍進だ。シグナルソング「Here I Am」でセンターを務め、初回から1位をキープしているソン・ハンビン、「INX」出身で俳優としても活躍しているキム・ジウン、YUEHUAエンターテインメントのKグループ末っ子ハン・ユジンの3人の人気が圧倒的だったため、この牙城は崩せないのではないかと思われていた。そこに猛スピードでソク・マシューが入り込んできたのだ。

初回でソン・ハンビンとの熱い友情を見せ、感動をもたらしたソク・マシューは32位でスタートし、5位、2位と一気にジャンプアップ。今回の発表式で、1位候補としてソン・ハンビンとソク・マシューが登壇し、手をつないで発表を待ち、ここに2人で並んでいること自体が幸せだと喜びを表したり、発表後は熱いハグをしたり、そのような姿が胸アツで、またさらにファンが増えたのではないかとさえ思う。

今回のオーディションも、やはりビジュアルもさることながら、投票に大きく影響するのは“人柄”なのだ。例えば、「K vs G グループバトル」の準備過程で、「Back Door」チームだった中国人練習生のクリスティアンは当時センターに執着したり、中国人練習生たちと中国語だけで話をしたりし、リーダーのナ・カムデンをのけ者にするような態度を取り、一部ファンから非難を浴びた。結果、人気メンバーだったため21位でスタートしたが、23位、そして今回37位まで下落。ちなみにナ・カムデンは82位でスタートしたが、今回クリスティアンを一気に抜き去り、31位まで上がった。

他にも「DANGER」チームだった韓国人練習生イ・ダウルは、実力不足であることを指摘されながらも自分のやりたいパートにこだわり、チームより自分を優先させたとし、大きくイメージダウン。初回4位という好位置でスタートしたが、9位、13位とじりじり落ちてきている。

このようなことからも、“人柄”は順位に大きく作用する。そういう意味では、「LOVE ME RIGHT」チームだったソン・ハンビンは、シグナルソングでセンターを務めたからとし、最初は他のメンバーにキリングパートを譲る配慮を見せたり、悩んでいるメンバーの良き相談相手になったり。ビジュアル、実力だけでなく人柄の良さまで見せつけ、どこまでも完璧なのだ。群を抜いて人気なのが頷ける。


Mnetのオーディションといえば、いわゆる“悪魔の編集”があり、どこまでがリアルなのかは分からないが、編集によって少しずつイメージメイキングがされているのは間違いないだろう。Gグループの日本人練習生だけでみても、やたらとカメラに抜かれるのが最年少の拓斗(タクト)と「LOUD」出身の晴翔(ハルト)だ。拓斗は20位スタートだったが、今回15位(188万2600点)まで上昇。晴翔も39位でスタートしたが、今回16位(176万4148点)まで上げたのだ。もともと晴翔の場合、韓国語を流暢に話せるので、それもカメラに抜かれる一つの要因なのだろうが…。

一方、「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」出身で注目度が高かったアントニーと大翔はカメラに抜かれることはあっても、話しているシーンはほとんど見られない。初回8位で好スタートを切ったアントニーは今回19位(160万4766点)となり、大翔(ヒロト)も初回11位だったのが、今回は21位(138万1864点)まで下がった。

なお、日本人練習生では最高位の佳汰をはじめ、拓斗、晴翔、アントニー、大翔の5人が次のミッションに進み、その他の練習生は脱落となった。次のミッションは「デュアルポジションバトル」で、第2回グローバル投票は3月17日午前10時までとなる。

WOW!Korea提供

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2023.03.05