そして「どうすれば、エンディングシーンを原作の雰囲気を生かして美せれるだろうかと悩んだ。そんなに悲しく見せたくはなかった。サルスベリの花も宮女と世孫時代に会った時の美しい雰囲気をもう一度表現したかった」と打ち明けた。
記憶に残る逸話も取り戻した。チョンPDは「宮女祭のシーンに虎が登場するが、虎を連れて撮影はしないので棒にボールをつけて方向を変えた。カットの合間でたくさん笑った」と明らかにした。

俳優イ・セヨンとジュノが描いた宜嬪成氏（ウィビン ソンシ）と世祖イ・サンについては「宜嬪成氏は原作のいたずらな雰囲気を生かそうとした。後半部で悲劇で行くため、初中半部にはイ・セヨンが持つエネルギーを引き出そうとした」として「正祖は他のドラマでたくさん扱われたのでとても悩んだ。ジュノは完ぺきに演じようとした。原作の中の警戒心を解かない鋭敏なイ・サンの姿を持ってこようと思った。ドクイムが警戒心の中に入り込んだ瞬間からは、完全に心を与え切る姿を表現した」と話した。