徐々にふるいにかけられ、2m30cmになるころには4人に。Bチームは「THE BOYZ」ジュヨンただ一人で、Aチームは「ATEEZ」ウヨン、「Stray Kids」バンチャン、「BTOB」ミンヒョクが残ったが、ここでジュヨンとウヨンが失敗したため、決勝はバンチャンとミンヒョクの一騎打ちに。
ところが、2人とも残念ながら2m40cmの壁は越えられず、同点優勝で終わった。それにしても、ミンヒョクは年月が経っているとはいえ、教科書のお手本のような美しいフォームで軽やかに跳ぶ姿は健在だった。
第2種目は、チーム対抗“風船しっぽキャッチ”。ムカデ競争のようにつながった状態で、先頭の人が、相手チームの一番後ろにいる人がつけている風船を割るというゲームだったが、Bチームはやたら列が崩れ、バラバラになってしまい、Aチームの勝利となった。
そして、最後の種目は各グループ4人ずつ出場した陸上の花形、リレーだ。めまぐるしく順位が入れ替わるレースで、見応えたっぷりだった。第一走者は「SF9」ユテヤンがトップに立ったが、次のフィヨンへのバトンパスでもたつき、ここから「SF9」は後退。第二走者で「BTOB」プニエルガトップに立ち、2位は「THE BOYZ」ヒョンジェ。第三走者もそのまま「BTOB」ウングァン、「THE BOYZ」ジュヨンの順で、最後のアンカーへ。
ところが、ウングァンがミンヒョクにバトンパスをする直前で転んでしまった。その隙に「THE BOYZ」サンヨンがトップでバトンを受けて走り出し、このまま行くかと思ったが、なんと失速。「ATEEZ」ウヨンが逆転し、さらには後ろから猛スピードで走ってきた「Stray Kids」バンチャンにも抜かれてしまい、リレーの最終結果は1位「ATEEZ」、2位「Stray Kids」、3位「THE BOYZ」、4位「BTOB」、5位「iKON」、6位「SF9」という劇的な展開だった。
終わってみれば、3種目ともAチームが優勢で圧倒的勝利となったが、それ以上に各チームがお互い応援し合う姿を見せ、仲を深めていたので、それがユニットステージへとつながることを期待したい。
また、競技以外に、出演者41人が選ぶ“ビジュアルキング”ランキングも興味深かった。“バミューダ”と呼ばれるイケメンライン(ヨンフン、ヒョンジェ、ジュヨン)を擁する「THE BOYZ」が強いと思われたが、4位(3票)は「THE BOYZ」ヒョンジェと「BTOB」ウングァン、3位(4票)は自分に票を入れた「THE BOYZ」ソヌ。2位(5票)は「Stray Kids」フィリックス。1位(7票)は「BTOB」ミンヒョクという結果だった。
“バミューダ”ジュヨンはヒョンジェに、ヨンフンはミンヒョクに票を入れ、また1位と2位のミンヒョクとフィリックスはお互いに票を入れ合っていたことも分かった。今回、チャウヌ(ASTRO)と共に“顔の天才”と呼ばれる「SF9」ロウンがいなかったので、もしいたらランキングが変わっていたかもしれないが、今回の運動会ではビジュアル面でも運動の面でも「BTOB」ミンヒョクの活躍が目立っていた。
なお、番組の最後には第2次バトルの結果も公開され、動画再生回数評価、グローバル評価共に1位は「Stray Kids」だった。さらに次回予告では、「iKON」BOBBY×「SF9」フィヨン×「THE BOYZ」ソヌのラップユニット、「BTOB」ウングァン×「Stray Kids」スンミン×「ATEEZ」ジョンホのボーカルユニットの姿も。
現在、「KINGDOM :LEGENDARY WAR」は収録に参加したダンサーの新型コロナ感染により、全グループともPCR検査を受け、陰性判定を受けているが、ダンスユニットのメンバーである「iKON」DK(ドンヒョク)、「SF9」ユテヤン、「THE BOYZ」ジュヨンが濃厚接触者にあたり、2週間の自宅隔離をしていることが報じられている。
番組側は、収録に関しては6月初めのファイナルステージだけが残っている状況で、しばらく収録スケジュールは組まれていないので、放送や収録には支障がないと発表。たしかに、収録には問題がないのだろうが、自宅隔離中の3人は各グループのメインダンサーであり、その3人がしばらく練習に参加できないのは多少の影響がありそうだが、果たして?