韓国俳優で初めてオスカー像を手にした女優ユン・ヨジョンが、故郷に錦を飾った中、彼女の母校に掛かった祝福の垂れ幕もともに注目されている。
ユン・ヨジョンの母校であるソウル・梨花(イファ)女子高等学校には先月末から、「第93回アカデミー賞」の助演女優賞受賞を祝う文言が盛り込まれた垂れ幕が掲げられた。“世界は今、ユン・ヨジョンに染みている! ”という文とともに、“誇らしい梨花人ユン・ヨジョン先輩、韓国俳優初でオスカーを抱く! ”というコメントが目を引く。ユン・ヨジョンは1966年に梨花女子高を卒業した。
梨花女子高によると、ユン・ヨジョンは135周年梨花創立記念式で「誇らしい梨花人賞」を受賞した。「誇らしい梨花人賞」は専攻分野で卓越した能力を発揮したり、著しい業績を残した梨花女子高の同窓生に授与する賞。授賞式は今月28日にオンラインで行われる予定。
一方、ユン・ヨジョンは8日午前、インチョン(インチョン)国際空港の第2ターミナルを通じて単身帰国した。同日ユン・ヨジョンの帰国現場を取材するために数多くのメディアたちが群がったが、新型コロナウイルスのパンデミックにより状況が厳重だという点を勘案して、別途のインタビューを受けず静かに入国フロアを抜け出した。
これに先立ちユン・ヨジョンは所属事務所のHOOKエンターテインメントを通じて、オスカー受賞の感想を伝えた。ユン・ヨジョンは「助演女優賞を受賞した瞬間がいまだに鮮明で、今もドキドキして緊張している」とし、「何より一緒に喜んでくださり、応援してくださった多くの方々から身に余る愛をいただき、足を向けられないほどに感謝しきれない。おかげで受賞の喜びが倍になり、一日一日本当に幸せだった」と格別な気持ちを伝えた。
映画「ミナリ」で純朴な祖母スンジャ役を演じたユン・ヨジョンは、先月25日(現地時間)に開かれた「第93回アカデミー賞」で韓国俳優初の助演女優賞を受賞した。
WOW!Korea提供