そして、「『パラサイト』、おめでとう!」という観客の掛け声で、ポン監督とソン・ガンホがくす玉を割るセレモニーで、特大ヒットを祝った。
日本で、同作が歴代韓国映画No.1となったことについて、ポン監督は「2000年初め、韓国映画が日本で活発に公開され、日本映画も韓国でたくさん公開され、関心を持たれていた時期がありました。十数年ぶりに、『パラサイト』が日本で反響を呼んでいるので、これをきっかけに、両国の映画ファンがお互いに関心を持ち、第2の交流時期がやってきたらいいなと思っています」とし、ソン・ガンホも「(くす玉の垂れ幕に)30億円突破と書かれていますが、数字よりも、監督もおっしゃったように、韓国の観客が日本映画を、日本の観客が韓国映画を見ながら、お互い触れ合い、共感し合うことが大切ではないかと思います。韓国でも以前から、巨匠と言われる日本の監督たちの作品が公開されてきましたし、最近では、是枝裕和監督、坂本順治監督、李相日監督の作品などが多くの方に愛されています。このように触れ合い、共感し合うのが重要なことで、『パラサイト』がそのきっかけになったようで、本当にうれしいです」と映画を通した両国の活発な交流に期待を寄せた。
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