「パラサイト」の日本観客220万人突破 韓国映画で興収1位に

第92回米アカデミー賞授賞式で作品賞を含む4冠を達成した韓国映画「パラサイト 半地下の家族」の日本での観客動員数が220万人を突破したことが、24日までに分かった。配給会社のビターズ・エンドが伝えた。

「パラサイト」は、日本で公開された1月10日から今月22日までの44日間に全国で220万人以上の観客を集めた。1日平均5万人が映画館を訪れた計算だ。

同期間の興行収入は30億円を記録。日本で公開された韓国映画として、歴代1位に輝いた。

ポン・ジュノ監督と主演俳優のソン・ガンホが23日、東京の日本記者クラブで開いた記者会見には、メディア関係者など約200人が集まった。

主催者側が準備した約150席が埋まり、一部の記者は床に座って取材する一幕もあった。

ポン監督は、アカデミー賞の受賞は光栄だとしながら、日本を含む全ての国の観客が受賞前から映画を見て熱く反応してくれたことが何よりうれしいと語った。

また、映画のテーマである格差社会については「二極化の事実を暴きたかったというよりは、われわれが抱えている未来に対する不安や恐れを率直に映画の中で表現したいと思った」と説明した。

毎日新聞、朝日新聞など日本の主要紙は、24日付の紙面で記者会見の様子を報じた。

 

WOW!korea提供

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  • 2020.02.24