防弾少年団(BTS)、少年たちが世界を泣かせる…防弾の血と汗と涙

◇ あきらめなかったミン・ユンギ(SUGA)

1993年に大邱(テグ)で生まれたSUGAは、音楽を始めた背景がRMと似ている。ストーニー スカンクの「Ragga Muffin」を聴いて「音楽」という夢を持った。RMと同じくEPIK HIGHの「Fly」も心を奪った歌のひとつだ。

彼は、自身が属したヒップホップクルーで曲を作るプロデューサーとして活動した。Big Hitの公開オーディションで入社したが、当時自身がプロデューサーとして選ばれたと思ったという。パン・シヒョク代表の「1TYMのようなヒップホップグループを作るつもりだ」という言葉を信じて挑戦したが、その後あるリアリティー番組でパン代表に対して「ダンスはお遊戯程度できればいいと言ったくせに」としながら悔しさを見せたりした。デビュー前に練習しながらも配達のバイトを並行したSUGAは、配達しながら交通事故にあって肩にけがをした。Big Hitに控え目にこの事実を知らせると、所属事務所は学費まで出してSUGAの夢のために積極的に支援したという。

無愛想で率直な性格であるが、それで練習生の時もメンバーにストレートな助言をする役割を担当した。勝負欲が強い性格のおかげで初めて習うダンスの練習にも最善をつくし、なまりを直すために記事を声を出して読むこともいとわなかった。休む日は何もしないでじっとしているのが一番好きで、言葉も行動も遅く、「ミンタルペンイ(ミンかたつむりという意味)」というニックネームを持つ彼が、誰より早く細やかになる瞬間はひたすら「音楽」だ。

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2018.12.05