防弾少年団(BTS)、不毛の地に花を咲かせる…“いらっしゃい、防弾は初めだろう?”

防弾少年団V(左側から)、SUGA、ジン、ジョングク、RM、ジミン、J-HOPE. / ヒョン・セヒョン記者

 

2013年にデビューして「君の夢は何なの?」と問いかけた防弾少年団。その後は青春の痛みを慰め、次は「自らを愛しなさい」と励ました。自分自身の話を率直に盛り込んだ歌で韓国を越えて全世界の心を動かした。デビュー3年で、小学生ファンの支持を得て「小学生の大統領」と呼ばれ、間もなく「旬のアイドル」に生まれかわり、ついに「これまで見られなかったアイドル」に浮上した。音楽ひとつで「最初」「最短」「最多」記録を全て持っている。

13日に東京ドームでワールドツアーを開催した防弾少年団. / 提供=防弾少年団公式 SNS

 

2014年に2000席の公演会場で初のコンサートを開催した防弾少年団は、2018年には5万人を動員する公演会場に立つ歌手に成長した。アメリカでは、ビルボードの1位とニューヨークシティフィールド(Citi Field)公演会場に立つという、いわゆる「ブリティッシュ・インヴェイジョン(British Invasion, イギリス文化がアメリカで高い人気をあつめて、アメリカ音楽界を揺るがした現象)と呼ばれたイギリスのグループであるビートルズと肩を並べた。今年全世界の17都市で32回の公演を行い、目標をひとつずつ成し遂げていく防弾少年団の夢は現在進行中だ。防弾少年団が3日にデビュー2000日を迎えた。

毎日のようにあふれ出るアイドルグループの中で生き残るためには、当然のことながら「個性」が一番重要だ。他の人と同じでは目立たないからだ。それに長い期間最高のシステムで専門家の助けを借りて練習したので実力は皆抜群だ。それなら注目されるためには「違い」をアピールしなければならない。何かが違っていなければ生き残りにくい冷酷なアイドルの世界で防弾少年団は、「取り換え不可能」なグループに成長した。開始から「ヒップホップ」というジャンルを立てて他のグループが行かない道を選び、はじめから自分自身の話をたっぷり盛り込んで不毛の地に花を咲かせた。

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2018.12.04