防弾少年団(BTS)、不毛の地に花を咲かせる…“いらっしゃい、防弾は初めだろう?”

防弾少年団J-HOPEが、先月6日午後、仁川(インチョン)南洞(ナムドン)体育館で開催された「2018 MGA」歌っている/ヒョン・セヒョン記者

 

◆ BTSの希望、J-HOPE

J-HOPEがマイクを取る瞬間、観客席では笑いの花が咲き始める。ファンの期待に満ちたまなざしをしげしげと見まわしてにやりと笑う彼は、いつのまにか舞台の上だけではベテランの域に達していた。韓国はもちろん海外でも5万人近い観客の前でもおじけづかない。むしろ観客を自分の味方にしてしまう。

公演会場はいうまでもなく、公式イベントの雰囲気が和やかになるのも全て彼のおかげだ。「僕は皆さんのhpoe」という言葉で相手の心の壁を壊してしまう。そうして真摯な表情で「夢に描いたことが現実になって、言葉で表現することができません」と話す時は、純粋な青年になる。これがまさに彼だけの魅力の温度差であり、ギャップだ。ソロ曲「Trivia 起 : Just Dance」を歌う時は、舞台をさっそうと歩き回って躍動的なパフォーマンスを見せてくれる。本当にダンスを楽しんでいるという深い印象を与えて、J-HOPEはその瞬間をお祭りにしてしまう魔法を使う。

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2018.12.04