防弾少年団(BTS)、不毛の地に花を咲かせる…“いらっしゃい、防弾は初めだろう?”

防弾少年団ジョングクが、10月24日午後、ソウルオリンピック公園オリンピックホールで開催された「2018 大韓民国大衆文化芸術賞」の授賞式で花冠文化勲章を受けた。/ヒョン・セヒョン記者

 

◆ 思いやりがあるジョングク

防弾少年団の末っ子。6人の心強い兄さんがいるが、思いきり甘えるだけのわがままな弟ではない。きめ細やかで几帳面な性格なので、むしろ兄さんのめんどうを見たり気配りする様子がたびたび見られる。

RMのソロ曲「Begin」は、ジョングクの本音が込められた曲だ、RMは「Begin」について「この曲を作る時、ジョングクが泣きながら話しました。『幼い時からしたかったのがダンスと歌だった。兄さんたちがつらいのが僕には一番つらい』と言うのでみんなで泣きました」と説明した。ジョングクの心が「何もなかった15歳の僕、世の中は本当に大きかった、小さすぎる僕…堪えることができなくて泣いている君、代わりに泣いてあげることはできないが」という歌詞で完成された。

ジョングクのやさしさが一番輝く瞬間はファンの前だ。フランスのパリでワールドツアー公演をしたとき、気を失ったファンをボディガードが連れて行くのを見て、歌を歌いながら舞台中央まで歩いていって水を渡す彼の姿をファンが撮影した映像が公開されて、しばらく注目された。それでも末っ子らしい初々しい面がないのではない。今回のツアーではソロ曲「Euphoria」で恋に落ちる直前の感情を歌った。自らも「僕の声の初々しさがよく似合っていて満足です」と語ったほどにさわやかな声と蝶のような姿で喜びを表現した。

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2018.12.04