防弾少年団(BTS)、不毛の地に花を咲かせる…“いらっしゃい、防弾は初めだろう?”

防弾少年団ジミンが、先月6日午後、仁川(インチョン)南洞(ナムドン)体育館で開催された「2018 MGA」で歌っている。/ヒョン・セヒョン記者

 

◆ ジミン、目をはなすことができない

「体がこわれるほどにダンスをする」という表現がぴったりのメンバーだ。グループの中央に立っているジミンが踊る姿を見れば、開いた口がふさがらない。アメリカのシンガーソングライターのカリード(Khalid)は、ジミンのソロ曲「Serendipity」を聴いて、「曲が良くて止めることができなくてずっと聴くようになる」とほめた。見て聴くことを止めることができないのがジミンの強さだ。目が眩しそうにきらめき輝いて、歌とダンスを美しく表現する。

防弾少年団Vが、28日午後仁川(インチョン)パラダイスシティで開催された「2018 Asia Artist Awards」に出席した。/ヒョン・セヒョン記者

◆ 圧倒するカリスマ、V

歌がうまくてダンスがうまい歌手は多いかも知れないが、公演会場に静寂を漂わせるほどのカリスマ性を持っている歌手は珍しい。観客の気運を飛び越えて、自身の持ち味で相手を圧倒すればこそ可能なことだが、防弾少年団Vはそれができる。

今回のワールドツアーコンサートでソロ曲「Singularity」の舞台衣装をひらめかせて、白い仮面を手に取る。短いミュージカルを見るような錯覚を起こすほどに観客を飲み込む力が強い。アメリカのLAタイムズもこんなVの姿を見て「息つく暇もない公演」と評価した。

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2018.12.04