Q.そして、ライブツアーは11月1日にまた東京に戻って、ファイナルを迎えますが。
Zeppで26曲とか28曲歌う歌手って、僕調べたんですけど、あんまりいなかったんです。でも、どうしても、メンバーたちがやりたい曲が多くて、今回も減らすのが難しかったんで、どうせ最後だし、やりたい曲を全部やってみようとか、ソロステージも増やしてみようとかいろいろ意見が出たりしています。一番大事なのが、東京からスタートして、名古屋、大阪、福岡、東京まで、前のコンサートを超えるために、毎回頑張らないとダメだし、特に最後は一番いいステージを作らないといけないって思っているんです。だから、僕自身も楽しみです。
Q.では、次はドラマの話へ。連続ドラマ「KBOYS」(ABCテレビ&GYAO!で放送・無料配信)の第4話にセヨンさん、第6話にメンバー全員がゲスト出演されるということで。
主役として、出演したかったなと思いました(笑)。これじゃ足りないなと。でも、役者さんたちを見て、自分たちのコンサートをもっと頑張らなきゃいけないなと思ったのが、もともと俳優なのに、アイドルの役だから、歌手の練習を本当に頑張っていて。そんな姿に刺激をもらって、僕は歌手だから、もっと頑張らないとダメじゃないって反省しました。撮影は面白かったですよ。でも、僕が主役でいいんじゃない?(笑)
Q.ドラマはK-POPアイドルを目指す高校生たちの話ですが、セヨンさんが歌手を目指したきっかけというのは?
両親に勧められてスタートしたんです。僕はサッカー選手を目指したかったんですけど、JYPに写真でスカウトされて。そのときは、JYPが何なのかぜんぜん知らない状況の中、JYPのキャスティングディレクターが釜山まで来て、カメラテストをやって、いきなり次の週に「ソウルに来てほしい」って言われて。でも、僕は「行かない、サッカーする」って。そしたら、パパが「行こう」って。それで、この先、人生でいつソウルに行くか分からないから、行こうみたいな感覚で行ったんですよ。それで行った瞬間、契約しました。早く帰りたかったから(笑)。それがスタートですね。
でも、小学生のときから、卒業式の前とか、運動会で踊ったりするじゃないですか。そういうとき、リーダーになって踊ったりしていたから、誰かが僕を見てくれるというのが、たぶん子供のときから好きだったんじゃないかなって。それに、両親って、自分より自分のことをもっと知っていると思うし、信じているから、「やってみたら」って言われたとき、「ハイ、やってみます」っていう感じになって、やっているうちに、この仕事がどんどん好きになっていったみたいな。だから、両親の言うことは、ちゃんと聞いた方がいい。僕は信じています。
Q.この仕事がどんどん好きになっていったということですが、どういう部分に魅力を感じていますか?
ステージに立っているときが、一番いいですね。だって、普通に会社で仕事をしている人って、僕らみたいに、こんなにたくさんの愛をもらうとか、人生で一度感じられるか、感じられないかじゃないですか。でも、それが普通に感じられる仕事だから、それが一番幸せじゃないかなと思います。自分が好きなステージとかで、僕を応援してくれているみんなに会えるところが、一番好きです。
Q.では、続いてバースデーイベントの話に。27歳の誕生日を迎える11月20日を含め、東京と大阪で3カ所6公演のバースデーイベントを開催されますね。
正直言うと、もっとイベントをやりたかったんで、3カ所しかできないのが残念ですけど、11月20日の誕生日の日にファンのみんなと会うのは初めてなんで、どういう流れで、どういうトークをしようか、いろいろ考えていて、このインタビューが終わってから、打ち合わせをするんです。23日と25日の公演は、だいたい曲は決めているんですけどね。やっぱりステージは自信ありますし。あとは、やっていないゲームとかを探しています。誕生日イベントって、自分が100%作れるステージだから、楽しみもあるし、考えると頭も痛いんですけど、僕は面白いです。(5ページに続く)
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