「今回の事態は韓国エンターテインメントの歴史でまたとない重要な出来事です」。
HYBEとの“経営権紛争”が激化するSMエンタテインメントが、今月末に株主総会を控え、少額株主たちに書簡を送付した。
1日、韓国歌謡界によると、SMエンタは最近、少額株主に対し「(株)SMエンタテインメント株主様へ」という書簡を通して、SMエンタを支持するよう訴えた。
SMエンタは書簡で「HYBE理事会は当然、新たなビジネスチャンスを(SMではなく)HYBEにもたらそうとする」とし、「今回の事態は韓国エンターテインメントの歴史でまたとない重要な出来事だ。株主様たちの今回の決定によって、当社の未来は大きく変わる」と強調した。
また、「今年の株主総会は、国内最高のアーティストを保有するエンターテインメント会社としての企業価値をさらに上げられる最後の機会」と伝えた。
書簡には質疑応答(Q&A)文書まで同封されていた。
「規模がより大きく同種業界に属するHYBEにSMが買収されて良いことは?」との質問には、「良い練習生も、良い曲も、良い振付師や公演企画もすべて、HYBEがSMに持つ持ち分率より高いそれを持つBig Hit(BTSの所属事務所)、ADOR(NewJeansの所属事務所)、SOURCE MUSIC(LE SSERAFIMの所属事務所)、PLEDIS(SEVENTEENの所属事務所)のような傘下レーベルにまず割り当てられることになる」と答えている。
また、「HYBEがSMの持ち分を最大40%まで保有し、残りの60%を一般株主が持つことになれば、SM株主とHYBE株主間には利益相反が発生する」とし、「HYBEはSMと1位2位を争う業界最大の競争者だ」と強調した。
WOW!Korea提供