SMエンタテインメントが635億ウォン(約65億円)規模の自社株の買い入れを公示したなか、HYBEが「資本市場法違反と業務上背任行為」という立場文を27日に出した。
HYBEは同日、立場文を通じて「このような資本市場法違反および業務上背任を懸念する行為が理事会議決を通じて断行された点について当社は深い遺憾を表する」と明らかにした。
続けて「去る23日、当社はSMの現経営陣に内容証明書簡を発送し、『当社が進行中の公開買い入れを妨害するための追加的な自己株式取得行為は違法性が明白であり、これは資本市場法が厳格に禁止する相場操作行為および刑事上の業務上背任に該当する』という点を指摘したいきさつがある」と強調した。
特に、法的責任を問うという立場を維持し監査の責任も問いただした。HYBE側は「635億ウォン規模の自社株の買い入れをむやみに承認したSMの理事会は思い法的責任感を感じなければならない」としながら、「理事会のこのような背任的行為をけん制し正さなけばならない監査もまた理事会の承認をほう助したとすれば法的責任から自由ではないだろう」と伝えた。
一方、SMは株主利益向上のために新韓(シンハン)投資証券と635億ウォン規模の自己株式取得信託契約の締結を決定したと同日(27日)公示した。契約期間は来たる2024年2月26日まで。
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