また社会部の記者だったインギョンは、ソウル市長選挙の有力候補者ジェサン(オム・ギジュン)を注視していた。過去に社会的に波紋を広げた「ボベ貯蓄銀行事件」の銀行側の弁護士だったジェサン。インギョンはこの事件を追っていた。そこでパク・ジェサン財団設立記念式を訪れたインギョンは、記者会見中にボベ貯蓄銀行事件について言及し、ジェサンを刺激した。しかしこれは敗着となった。会見が終わった後、ジェサンに会ったインギョンは被害者の感情に没入して涙を見せたが、ジェサンは記者らしくできない態度を指摘し、飲酒状態だということまで暴露して窮地に追い込んだ。
一方、ファヨンがヨーロッパに行っている間、ロンドンから来たコンサルタントのドイル(ウィ・ハジュン)がインジュのところに来た。ファヨンと連絡が取れないと聞いてファヨンの自宅を訪れたインジュ。そこでインジュは遺体となったファヨンを見つけた。
絶望と混乱でいっぱいのインジュの前に予想だにしなかった人物が現れた。ファヨンと不倫疑惑のあった理事のヒョンミン(オ・ジョンセ)とドイルだった。そしてインジュは、二人から衝撃的な話を耳にした。この二人とファヨンは15年間、会社の裏金を管理してきて、ファヨンが法人口座から700億を抜き出したため、ヒョンミンが警察に通報すると言うと、恐怖を感じて命を絶ったというのだ。
WOW!Korea提供