6月23日(木)に放送されたtvN「ペク・ジョンウォンの出張料理団(原題:バックパッカー)」第5話で、ペク・ジョンウォンの涙の再会があった。
出張先は前回に続き、2度目の軍隊。前回の予告では、ペク・ジョンウォンが誰かと会い、涙を見せるシーンが流れたので、その相手が誰なのか注目されていたが、その相手とは現在、助教(訓練を担当する教官の補佐)として軍服務中のキム・ドンジュンだった。
ペク・ジョンウォンとキム・ドンジュンといえば、SBS「おいしさの広場」で長いこと共演し、師匠と弟子のような関係を築いていた。そんな2人が時を経て、まさかtvNのバラエティで再会するとはうれしいサプライズだ。そういえば、SBSドラマ「ペントハウス」の出演俳優たちがtvNバラエティ「悪役仮面を脱いだら(原題:傷つけない)」で再集結した例があり、たまたまかもしれないが、tvNは演者の縁を再活用して見せるのが上手い。この番組が、料理バラエティであるということも、2人の築き上げてきた関係性を生かせるぴったりの内容だった。
今回のキム・ドンジュンのゲスト登場はサプライズだったため、より込み上げてくるものがあったのだろう。キム・ドンジュンは席に座っていたペク・ジョンウォンの元に駆け付け、抱きしめると、今度はペク・ジョンウォンが立ち上がり、再びキム・ドンジュンを抱きしめる姿が見られた。相当うれしかったのだろう。ペク・ジョンウォンの目からは涙が光り、それを見たキム・ドンジュンも「涙が出そう」と目頭を熱くする感動の再会となった。
それもそのはず。ちょうどこのロケの前日、最初の軍隊出張でキム・ドンジュンのことを思い出したペク・ジョンウォンが、コロナの影響で面会に行けないことを話題にしていたのだ。キム・ドンジュンの入隊前々日、手料理でもてなし、元気に行ってこいと送り出し、面会にも行くと約束していたのに、それが叶わず1年が過ぎてしまったため、キム・ドンジュンに申し訳ないと嘆いていたとか。だからこそ、この思いもよらぬ再会に胸がいっぱいになったようだ。
また、キム・ドンジュンは俳優オ・デファンとは初対面だったが、ペク・ジョンウォンだけでなく、DinDinとはMBC「僕らの日曜の夜-リアル入隊プロジェクト本物の男」で共演して以来の同い年の親友であり、俳優アン・ボヒョンとは故郷が同じで、前からの知り合い。そのため、キム・ドンジュンはアン・ボヒョンと買い出しに行く車中で、「久しぶりにお父さんに会ったような感じ。ヒョンもいるし、DinDinもいるし、オ・デファン先輩は初めてお会いしたけれど、とても良い方で」とすっかりこのチームの雰囲気に馴染んでいた。
(2ページに続く)