9月16日(金)のJTBC「本物は誰だ!HIDDEN SINGER 7」第5話でキュヒョン(SUPER JUNIOR)編が放送され、大きな話題を集めた。
キュヒョンの衝撃的な結果に加え、パネラーにはキュヒョンの親友である“SM5人組”として、「東方神起」チャンミン、「SUPER JUNIOR」のウニョク&リョウク、「SHINee」ミンホ、「EXO」SUHOといったSMエンタテインメント(以下、SM)所属の豪華アイドルが勢揃いしたからだ。
「東方神起」「SUPER JUNIOR」「SHINee」「EXO」がひな壇にいるなんて、なんと贅沢な絵なのだろうか。キュヒョンだからこそ、実現したラインナップだ。ちなみに、同番組に現SMアーティストが出演するのは、「少女時代」テヨン(シーズン3)、BoA(シーズン4)、「H.O.T.」KANGTA(シーズン5)、キム・ミンジョン(シーズン7第3話)に次いで5人目。また、第2話にソンミ(元Wonder Girls)が出演していたことから、同局の人気シリーズ「シングアゲイン」のジュニア審査員では2人目というつながりもある。
オープニングの登場のとき、裏でスタンバイをしていたキュヒョンは、MCチョン・ヒョンムの「イ・ムンセ、シン・スンフン、ソン・シギョンの後を継ぐバラード後継者に浮上!韓国No.1ミュージカルスター!」という紹介に、「No.1ではなく、No.20なんだけど」と謙遜し、苦笑いするも、「韓国を代表するオールラウンダー・ボーカル、キュヒョン!」と呼び込まれると、「SUPER JUNIOR」のメガヒット曲「SORRY, SORRY」で華やかに登場。一瞬にして、スタジオをわかせた。
そんなキュヒョンは、自分の歌マネをしている人を見たことがない、とこれまで出演してきた数々のアーティストと同じく、お決まりのコメントで自らハードルを上げ、“SM5人組”もキュヒョンの声を間違うハズがないと余裕満々。今回も“いいフリ”が効いているなと思ったが、実際にラウンドが始まってみると、想像以上のカオス現象が起きた。
キュヒョンの危機は第1ラウンドからだった。ミッション曲はドラマ「賢い医師生活」のOSTにもなった「Confession Is Not Flashy」。キュヒョンも含めた6人の声があまりにもそっくりで、曲が終わるとスタジオは騒然。“SM5人組”も頭を寄せ合い、ミニ会議に突入した。
そこでミンホが何の悪気もなく、「この兄さん(キュヒョン)、特色がないからもっと難しい。特色がないのがマイナス!」と間接的にディスって(?)、難しさをアピール。5人の意見が割れていたが、ウニョクとリョウクの2人だけはキュヒョンの声を当てていた。さすがはメンバーだ。CDや音源での歌声と、ライブでの歌声を絶妙に聴き分けていたのだから。ただ、キュヒョンは6人中、5位の結果となり、危うくここで脱落していたかもしれないほど、スレスレの通過だった。
第2ラウンドのミッション曲は「光化門で」。ここでも、“SM5人組”の意見は割れ、大混乱。中でも、誰もが一番ないと思っていた5番をリョウクが挙げたため、「本気か?」とミンホは目を丸くして驚き、今回ばかりはウニョクもリョウクとは違う意見だったのだ。何なら、スタジオの観客にもざっとアンケートをとったところ、リョウクと同じ5番だと手を挙げたのは2、3人で、完全なる少数派だった。
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