そして、最後は叙情的でおぼろげな切ない雰囲気の「Time of Sorrow」、人気を博している新曲「nostalgic night」を感性的ながらもパワフルに表現したパフォーマンスで魅せ、ステージを後にした。
アンコールでは、撮影メイキングを収めたVCRを挟み、白シャツに着替えたメンバーたちが、「このままお別れするのは寂しいので、急いで着替えて、また戻ってきました!」と再び登場。スビンがアンコールで届ける曲は、「僕たちがここにいる理由です」と曲フリをし、スンシクに「どうして僕たちがここにいるんですか?」と聞くと、「ALICEが好きだから」とスンシク。大歓声が上がる中、メンバーたちはファンへのメッセージが込められた甘い歌詞の「愛しているから(Because of You)」を歌いながら、ファンとコミュニケーションを図っていく。
ビョンチャンとセジュンは、客席のファンから手渡されたウサギ帽子をかぶり、チャンはバラのヘアピンを頭にさすなど、キュートに弾けた姿を見せ、会場を楽しい雰囲気に盛り上げた。
メンバーたちは客席をバックに記念写真を撮影した後、ラストは、若さが持つ不安や怖さを共に克服しようという意志やみんなの光になるというメッセージを込めたヒーリングソング「LIGHT」を披露し、約2時間のファンミーティングを締めくくった。
この後、VICTONはこの日の東京公演を皮切りに、大阪、バンコク、台北、マニラと続くアジアツアーを展開し、来年1月4日と5日にはソウルで、フィナーレ公演となる初の単独コンサート「New World」を開催。
スンウの代わりに臨時リーダーを務めているスンシクが「これからアジアツアーが続いていきますが、この調子で、メンバーのみんな、元気に頑張れそうでしょ?」とメンバーたちに呼び掛けると、「もちろんです!」と元気いっぱいに答えていたVICTON。ファンにも「またカッコいい姿で戻ってくるので、待っててください」と伝え、今後のさらなる飛躍を期待させた。
取材:Korepo(KOREAREPORT INC)