「取材レポ」CROSS GENE、約1年ぶり単独公演で会場が一つに! ファンからのサプライズ演出でメンバー大号泣「これからもそばにいて支えてください」

トップバッターのラッパー、サンミンは自作曲「24hrs」で、持ち前の重厚な低音ラップで魅力を発揮。続く、メインボーカルのヨンソクは、アーバンR&Bサウンドをベースにしたダンスポップジャンルの「Karma」を披露。別れの痛みを綴った歌詞を深みのある切ない声で歌い上げ、ラップでフィーチャリング参加したサンミンと息のあったステージを見せた。

シンは、恋人との過ぎ去った時間を恋しがるストーリーを綴った「TIME」を目力たっぷりな表現力で歌唱。もう一人のメインボーカル、セヨンは「Winter Rain」で伸びやかな歌声を響かせ、音域の広い抜群の歌唱力で曲の世界観を表現した。
ライブ後半では、新曲「Corvus(カラス)」を初披露! 白を基調とした衣装のメンバーたちと、黒の衣装で大きなカラスの羽を持ったダンサーたちのコントラストが映え、中でもサングラスをかけ、悪魔の角のようなヘアアレンジをしたシンの姿が目を引いた。パフォーマンスも羽を上手く利用したパフォーマンスで、ミュージカルのワンシーンを見ているような幻想的な演出で魅せた。さらに、その雰囲気を生かしつつ、善と悪を表現した「Black or White」へと続き、そのカッコよさにファンも大興奮となった。

新曲「Corvus(カラス)」について、シンは「羽が傷ついても、汚れても、どれだけ痛くても、それでも生きていかなくてはいけない気持ちを表現した曲です。僕たちも今までいろんなことを乗り越えてきたじゃないですか。それでも前に進むCROSS GENEの気持ちを表現した曲です」と説明。また、サングラス&悪魔ヘアにしたのは、「Corvus(カラス)」と「Black or White」が同じ世界観でつながっている物語として構成したので、今回はいつもの天使ではなく、悪魔を表現するためだったと明かした。

そして、シンは「傷ついても前に進むCROSS GENEのそばには、皆さんがいるから、僕たちはこれからも前に進めるんだなって気持ちになり、もっと感動しながら歌えました。だから、僕たちをここにいさせてくれた皆さんに、本当に心から感謝します」と伝え、メンバー全員で「ありがとうございます!」とファンに感謝した。
そんな感謝の気持ちを込め、4人は「そばにいて」を歌唱。ここからが、メンバーたちには知らされていなかったファンによるサプライズイベントが進行され、この日のハイライトであり、感動の時間の始まりとなった。

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2019.09.11