「個別インタビュー」カラム×インジュン、一度もケンカなし!固い絆で結ばれた2人の本音トーク「お互い“家族”のような存在。つながっている感じがします」

Q.俳優としてはお互いのことをどう見ているんですか?
カラム:僕は作品をやるたびに、毎回インジュン君に見てもらうんですよ。そうすると、「あ、今回も芝居上手くなったな、カラム」とか言われて(笑)。それがすごい胸いっぱいで、うれしくて、もっと頑張ろうっていう。
インジュン:冗談半分で言っているだけだって!
カラム:その冗談をわざわざほかのキャスト、スタッフ全員いるところで、「カラム、演技上手くなってるね」、「前より良くなってるよ」って。

インジュン:ハハハ。僕と全く違うお芝居のスタイルで、(カラムは)コメディ的なところがものすごく強いんです。
カラム:いや、そんなことないですよ、インジュンさん。とんでもない。毎回見ながら、勉強させてもらってるんで、僕はもう本当に。
インジュン:いや、僕の方が見習うこと、たくさんあるし。
カラム:そんなのないでしょ。だって、あなたのことを見て、僕はそれをマネしながらやっているだけだから。
インジュン:やめてくださいよ、恥ずかしいです。

Q.カラムさんから見たインジュンさんの強みというと?
インジュン:全てでしょ。
カラム:インジュン君は…。
インジュン:歌から感情の表現まで、全てでしょ。

Q.ハハハ。インジュンさんは自分で言っちゃうんですね。
カラム:ま、その通りですね。
インジュン:ありがとう!
カラム:演技からなんやらアツいです、こいつ。ステージ上でめちゃめちゃ役に集中している姿をよく見ているんですけど、ま、僕の場合はわりと自然な演技を求めている派なので、“そこまで頑張らなくてもよくない?”って思うところもあったんですよ。

インジュン:流れでやるのが好きな人だからね。
カラム:そう。でも、ある意味、アクセントが入るところは、“インジュン君みたいにやった方が、むしろよくない?”って。それで、だんだん僕の演技の仕方も変わってきて。(インジュンの芝居を)見るたびに、ああいう表現もあるんだぁって。いろんな変化球っていうんですか。そういう風に自由にできるっていうのが彼のいいところだと思います。

インジュン:でもこの間、稽古のとき、いきなり通しでやってみたんですよ。正直、ちょっと心配があったんですよ。あまりにもお互いの芝居のスタイルが違うから、それがいい効果になるか、それともマイナス効果になるか。でも、カラムを信じたし、カラムも僕のこと信じていたんで、いきなり通しだったんですけど、すごく満足したし、楽しかったから、本番が本当に楽しみです。

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2019.05.06