写真＝チャン・ハク

 

「演技と音楽を並行するのは大変ではないか？」去年、所属事務所を移籍して以降、ソロ活動を始めたジニョンに一番多くされる質問だ。その度に彼は、「大変ではありません。演技と歌は違うものではありません」と無邪気に笑う。彼の顔は多様だ。夏の少年のように鋭敏で纎細な姿や、最近映画「僕の中のあいつ」で見せた空々しいようなコミック演技など。ガールズグループの曲を作曲しながら見せた敍情性も驚くべきものだ。本格的に俳優活動を展開する歌手であり作曲家、プロデューサーとしての彼の様々な顔をもっと詳しくのぞいてみた。

Q. デビュー 9年目なのでグラビア撮影が上手です。
ジニョン: 久しぶりのグラビアなので、初めはどうなるかよく分かりませんでした。僕が本当に上手でしたか？(笑い) でも、うまく雰囲気を作ってくださったので以前の記憶がよみがえりました。今回のグラビアのコンセプトが「俳優の顔」なので、様々な表情をお見せしようと努力しました。久しぶりにスーツを着たりできて面白かったです。次は「ミュージシャンのジニョン」としてもグラビアを撮りたくなりました。

Q. 俳優として今年は出発が良かったです。初主演を担当した映画「僕の中のあいつ」が観客191万人を越えて損益分岐点を越えましたが。
ジニョン: 100万人を越えただけでも感謝しました。映画が遅く公開したりして簡単ではない状況だったのでうまくいったらいいという希望とは別に、観客予想値が低かったのは事実です。うまくいって本当にありがたく、俳優どうしもとても喜びました。舞台あいさつをしながらスコアを見でどれだけ嬉しかったかわかりません。何といっても僕たちの映画が大作ではなかったですが、小さな映画が力を発揮して良かったです。それに初の単独主演映画でした。だめならば僕のせいだという思いがあって、実は心配もプレッシャーも大きかったです。

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