Ｑ．自ら満足するためにそこまで多くの努力を傾けるのですか？

理由はいろいろあります。僕自身の満足もありますが、僕を見守ってくれるファンの方たちがいらっしゃるじゃないですか。僕に関心を持って見てくれる方々がいて、このように(インタビュー) 僕の話を聞いて文章を書いてくれる方もいるじゃないですか。そんな方々がいるのでもっと努力をしなければならないでしょう。デビュー初期と今は本当に多くの部分が変わったし、多くのエピソードができました。そうしながらたくさんのことを考えました。もし僕に関心を持ってくれる方がいなかったら、僕がこんなに努力しながら暮らしていただろうかと思います。たぶん変わることができなかったと思います。

Ｑ．本当に熱心に生きていると思います。

自ら努力するスタイルではないのに、見守ってくれる人の期待に応えようともっと努力するようになりました。僕も時々、僕がどうしてこんな風に生きるのかと思ったりします。どうしてこんなに小さなことのためにストレス受けて、スランプを経験しながら生きるのかと思いました。これを誰が分かってくれるのかと。劇中で僕が本当に悲しかったシーンは、ウジン(ハン・ジミン)が悲しい映画を見て泣くシーンでした。周りの人に涙を見られたくなくて、悲しい映画を見ながら泣くじゃないですか。僕の姿のようでした。僕も時々涙が出る時があります。ソファーに座っていましたが、涙が浮かんできて感情が高まって来ました。その時ホンビンがドアを開けて出てくる音が聞こえて、何でもない振りをした記憶があります。

ある時はこういうこともありました。僕の誕生日でした。撮影現場でサプライズの誕生パーティーをしてくれました。どうして僕の誕生日を知って準備してくださるのかと、本当にありがたく感動しました。夕方宿舎に帰って翌日の撮影の準備をして早く寝ようとしていると、(所属事務所)の代表がお祝いの電話をくださいました。「誕生日だけど、何をするのか」と聞かれて、「これから寝ようと思っていました」と答えました。その時が夕方8時頃だったと思います。「どうしてそんな風に(つまらなく)暮らすのか」とおっっしゃいました(笑い)。そういわれてみると、圧迫感から誕生日をそのように過ごしたようでした。もちろん、僕にとってはとても幸せな誕生日でしたが、周りではそう見えたりするようです。

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