Q.ご本人と似ている点がないのにこのキャラクターを演じたことは、自分自身を崩してもっと違った姿にチャレンジしたくてだったのでしょうか?
僕自身の姿から抜け出して演技してみたかったです。以前は演技するのにプレッシャーを感じませんでした。演技するのに僕が持ったものだけで演じたからだったと思います。だから限界が来て、経験していないことを表現する時は大変でした。VIXXエンを捨てることができなかったと思います。格好よく見られたくて構えてしまいました。それが僕の失敗だったことを悟って考えを改めた時期が「トンネル」や「不躾にゴーゴー」をしながらでした。自分と違った人物になって演技することの面白さが分かりました。
Q.キム・ファンが、ある面ちょっと小憎らしくも見えます。心配ではなかったですか?
僕が生真面目な面があって、ファンのセリフがぎこちなく感じたこともありました。そうしながらも、彼が全く間違ったことを言うわけではないなと思ったりもしました(笑い)。「会食が業務の延長みたいだ」というセリフもそうではないでしょうか。彼が悪意があってというよりは、不條理さを指摘したかったのだと思います。ある程度理解もできたし、妥協することもできました。ストレートで、いやなことはいやだと率直に表現するのは僕とは正反対でした。初めは、僕の周りにファンのような人物がいなかったらいいと思っていましたが、後になってファンのような友達がいたらいいのにと思うようになりました。
Q.特に、社内マラソン大会に参加しなかったシーンが、本当にキム・ファンらしいという気がしましたが。
(笑い) 前日、好きな女性に振られたじゃないですか。だから行かなかったんです。多分ファンならぶつぶつ言いながらもマラソンには参加したと思います。でも、ふられてしまったので本当に行けなかったと思いました。
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