シン・ヘソン(SHINHWA)、2審も執行猶予
韓国グループ「SHINHWA」のシン・ヘソンが、2回目の控訴審でも執行猶予を宣告された。
ソウル東部地裁の刑事控訴3部は12日(本日)午前、道路交通法違反(飲酒測定拒否)、自動車違法使用の疑いなどで起訴されたシン・ヘソンに対する検察控訴を棄却し、原審の判決を維持した。
シン・ヘソンは昨年4月の1審で、懲役6か月・執行猶予1年を宣告された。これに控訴したシン・ヘソン側は先月15日、控訴審の初公判で1審と同じ懲役2年を求刑された。
検察は控訴審の公判で、「飲酒運転で処罰された前歴があるにも関わらず、再び運転した」とし、「体を正せない程の泥酔状態で、警察の飲酒測定の要求を拒否するなど、罪質が悪い」と、裁判部に実刑を宣告してほしいと要請した。
シン・ヘソンは、「深く悔やみ反省している。2度とこのようなことがないようにする。申し訳ない」と善処を訴えた。弁護人も、「世間に多くの影響をおよぼす公人の身分にも関わらず、間違いを犯した点を反省して悔やんでいる」とし、控訴棄却を要請した。
先立って、シン・ヘソンは他人の車に乗り飲酒運転をして、警察の飲酒測定を拒否した疑いを持たれている。また、2022年10月10日午後、ソウル・カンナム(江南)区ノニョン(論硯)洞にある飲食店で酒を飲んだ後、翌日の明け方に他人の車を運転して帰る道中、ソンパ(松坡)区タンチョン2橋で居眠りした。
「道路の真ん中に車が止まっている」という通報に出動した警察は、車内で寝ていたシン・ヘソンに飲酒測定を要求したが拒否すると、すぐに現行犯で逮捕した。シン・ヘソンは、キョンギ(京畿)道のソンナム(城南)市からソウルのチャムシル(蚕室)まで、約10kmを泥酔状態で運転したことでも調査された。
当時警察は、彼が乗っていた車の持ち主から盗難被害が出されると、すぐに窃盗容疑も捜査したが、調査の結果車を盗む意図まではなかったと判断した。警察は、窃盗の代わりに自動車違法使用の疑いを適用して検察に送致した。
WOW!Korea提供