韓国政府を代表して参加したパク・ジョンテク文化体育観光部観光政策局局長は「特に日本の若い世代がこの夏希望する旅行地の1位がソウルというのは韓国政府の立場でも大きく期待することになる」として「両国の旅行客がお互いの首都圏だけでなく地方の至る所を訪れることは、両国の地方発展にもつながると期待している」と話した。
また、日韓両国で大きな人気を集めている歌手キム・ジェジュンが「私が一番好きな日本旅行先」をテーマに語る時間が設けられた。日本通で知られるジェジュンは、「日本で一番好きな場所、いつでもまた行きたい場所は軽井沢と八戸市」と話した。彼は日本現地の美しい写真を紹介しながら、日本に対する思いを伝えた。またサプライズイベントとして客席から3人を抽選で選び、舞台で当選者と共に携帯電話で自撮り写真を撮るなど場内の雰囲気を盛り上げた。
この日の行事には、日韓政府関係者をはじめ、旅行業界関係者、旅行分野のインフルエンサーを含む400人余りが参加して盛況を成した。
日本の観光庁関係者は「今年日本を訪れた外国人観光客のうち韓国人が6か月連続で1位を占めるほど、日本旅行に対する需要が高い」として「今回の行事で韓国人観光客には以前にはなかった新しい旅行体験を提示し、さらに日韓関係改善に活力を吹き入れるものと期待する」と話した。