「インタビュー」チャン・グンソク、“「テレビに出ないの?」と聞かれるのが、5年間休んで一番怖かった言葉”

再び戻ってきた時にどんな作品をするのかが、今後の俳優としての自身の将来に多くの影響を与えかねないため、次回作の選択にも慎重になったと告白した。チャン・グンソクは「慎重になったので長い時間がかかった」として「結果的には5年ぶりに帰ってきた今が絶頂だと思う」という考えを明らかにした。
彼は「5年ぶりに帰ってくるのだから前より真摯な姿をお見せしなければならないかもしれないと考えたが、私の運命にそのような姿はなかった」として「やりたいことを選択して実践する私の姿が好きだ。どんな姿も自然さに勝つことはできない。その思いに従ってやりたいことができたら、そのたびに趣味として実践することが私の最も大きな充電の方法だし休息の方式」と伝えた。
「アジアのプリンス」や「グンチャン」など、自身について回る修飾語に対する率直な考えも聞くことができた。チャン・グンソクは「実はこの5年間『アジアのプリンス』、『グンチャン』という修飾語に対しても悩んだ」とし、「実は『アジアのプリンス』は自らそうだと騒ぎながら回ったために付けられたニックネームだ。若さからくる大胆さから叫んで回ったが、恥ずかしくはない修飾語だ。実際、恥ずかしがるには遅すぎた」と答えて笑いを誘った。


彼は「『グンちゃん』は私固有のニックネームであり、ファンが呼んでくれた名前なので親しみやすく気楽だ。実は最近は年を取って『プリンス』という単語から抜け出す時が来たのではないかとも思うが、別の意味で歳月が流れても『星の王子さま』のような雰囲気を維持するのも良いのではないかと考えながら自ら慰労している」と付け加えた。
相変わらず自身を応援してくれるファンへの感謝と責任感も見せた。チャン・グンソクは「まだファンたちにはとても慎重になる。基本的な尊重という意味でもあり、ファンが私を無条件に支持するわけではないと思う」と告白した。
彼は「私個人としては、ファンと芸能人の関係が恋人の関係と同じだと思う。関係に対する責任感と義務もなければならず、お互いやり取りする関係」として「私にはとてもありがたい存在であり、ファンがいなかったら私がどうしてここにいることができただろうかと思う。だから失望させたくない」と真心を伝えた。

続けて「今回『ミッキ(餌)』をスタジオで撮影しながら、50回中ほぼ45回は私のファンがキッチンカーを送ってくれた。スタッフたちもこんな撮影現場は初めてだというほどに心強いサポートをしてくれた。『私たちの俳優はどこに行っても気後れするな』というマインドだということを知っている。その分、私も報いるべきだと思う」と強調した。
また「彼らの支持と努力が無駄にならないよう、色褪せないようにしなければならないと考える」と強調した。
ファン活動をやめたファンに対しても、寛大で滑稽な回答で笑わせた。「5年間休んだのだから、待ちくたびれてあきらめてしまったファンの方々も当然多いだろう。しかし、私は自信がある。私がちょっとあきたら別の所に行ってきてもいい。どうせまた私のところに戻ってくるのだから(笑)」

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2023.04.04