公営放送KBSが外注制作会社から放送権だけ購入したドラマの再放送料を支給せずに韓国放送実演者権利協会(以下、放実協)と葛藤を引き起こしている。
「再放送料」は、本放送以外にドラマが再放送される場合、作家と俳優に戻る費用だ。おおよそ、回ごとの出演料や執筆料上限額の20%を基準に支給される。
「室室協」は15日に発表した立場文で「全国民の受信料で運営されるKBSが、4つの番組の使用料(再放送料)10億ウォンを支給していない」として「KBSは使用しながら使用料については知らぬふりだ。まさにパワハラ」と主張した。
再放送料が支給されなかったドラマは、昨年放送された俳優ソヒョンとナ・イヌ主演「ジンクスの恋人」、俳優キム・ジェウクとクリスタル(f(x))主演「クレイジーラブ」、カン・ハヌルとハ・ジウォン主演「カーテンコール」、チ・チャンウクとスヨン(少女時代)主演「あなたの願いを言えば」の4作品だ。
この作品は、KBSが外注制作会社から放送権だけ買い取った作品だ。KBSは放送権だけ購入したドラマを送出することは既存の条約と新しい形での再放送料の支給の根拠がなく、これを保留したという立場だ。
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