王世子(皇太子)パク・ヒョンシクの寵愛を独り占めした新人内官チョン・ソニに対する関心が高まっている。
tvN月火ドラマ「青春越壁」が、真実を隠した数多くのカーテンを1枚づつ取りながら、毎回目が離せない緊張感を与えている。 これに対し1週間、朝鮮八道にはどんなことがあったのか、宮殿から送られた便りを通じてこれを詳しく調べてみた。
- 王世子イ・ファンが偏愛する東宮殿の新人内官「コ・スンドル」は誰? 視線集中!
ケソン(開城)殺人事件の容疑者として追われていたミン・ジェイ(チョン・ソニ扮)は、王世子のイ・ファンの命令どおり、「コ・スンドル」という名の内官に変装し、東宮殿への入城に成功した。 普段から気難しくて、人をよく信じられず、宮人たちを追い出すのが常だったイ・ファンが、初出勤から遅刻したミン・ジェイを追い出すどころかいつも側において、正体不明のこの新人内官に向けた宮人たちの耳目が集中している。
さらにイ・ファンは、文武百官(文官と武官の総称)たちが集まった場所で、内官の身分のミン・ジェイと自分の友人であり兵曹正郎(高麗後期と朝鮮時代の正五品官職)であるハン・ソンオン(ユン・ジョンソク扮)の間で競争したりもした。 特にミン・ジェイがハン・ソンオンより早く都城殺人事件の規則を把握し、犯人を捕まえることに成功し、イ・ファンの信任はさらに厚くなった。
しかし、イ・ファンの格別な寵愛は、正体を隠さなければならないミン・ジェイにはむしろ脅威になりかねないはずだ。 すでに内侍府(朝鮮王朝における官府)はもちろん、継妃チョ(趙)氏(ホン・スヒョン扮)まで、東宮殿の新人内官「コ・スンドル」、すなわちミン・ジェイの存在感を感じている中で、普段イ・ファンの一挙手一投足を鋭く注視していた右議政(朝鮮時代の官職の名称)チョ・ウォンボ(チョン・ウンイン扮)が、コ・スンドルの正体を疑い始め、危機感が高まっている。
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