1988年、台南。おばあちゃんは何年も家に帰らなかったおじさんを沢山の料理で迎えた。おじいちゃん、おばあちゃんは大いに喜んでいたにも関わらず、ジアリンの両親はとても静かだった。スターの格好をしたおじさんはプレゼントを沢山買ってきただけでなく、台南で商売をするというビッグニュースを皆の前で発表した。おじさんはどのように大金を儲けるかを一生懸命話していた。その話を聞いたジアリンは母親の警告を無視し、おじさんに自分も社長になりたいと伝えたのだった。
おばあちゃんは自分の歌声に自信があった。家族はのど自慢大会を控えたおばあちゃんがたった1人に聞かせるために選曲し、練習している『純情青春夢』を毎日聞くという拷問に一生懸命耐えていた。幼いジアリンはおばあちゃんが誰に聞かせるために歌っているのかは分からなかったが、大会の賞品が大人気遊園地に行き、人気テレビ番組の収録を見る事だという事は知っていた。そこでおばあちゃんの歌の指導者となり、毎日おばあちゃんに地獄の特訓をした。
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