“国民的グループ”と呼ばれる第1世代アイドル「god」が、12月7日(水)に放送されたユ・ジェソク×チョ・セホのバラエティ「ユ・クイズ ON THE BLOCK」(tvN)に出演した。
バラエティに5人揃った完全体で出演するのは、4年ぶりとなる。
つまり、4年ぶりにグループ活動を再開したということであり、ちょうどこの放送後、4年ぶりとなるコンサートを控えていたタイミングだったというわけだ。よって、今回の番組出演はいわゆる宣伝プロモーションになるが、収録日基準ですでにコンサートチケットは完売していた。
それはそうだろう。芸能人ファンも多く、実際9日(金)から11日(日)まで行われたソウル公演にはIU、ヒョミン(T-ARA)、女優コン・ヒョジン、俳優カン・ギヨンら多くの芸能人が見に行ったというニュース記事が出ていたし、この日の番組収録現場に、ファンが番組スタッフに対し、移動カフェを差し入れしてしまうぐらい国民的な人気を誇るグループなのだから。
ともかく、5人揃った姿を久しぶりにテレビで見られ、コンサートの準備過程の裏話をはじめ、デビュー23年となる彼らのお互いの第一印象から、ユン・ゲサンの脱退・復帰のことなど「god」の歴史が垣間見えるトークは見ごたえたっぷりだった。
この番組に2021年11月、ユン・ゲサンが単独で出演した際も、MCのユ・ジェソクとは「god」の初期時代、バラエティ番組でしょっちゅう顔を合わせていたと話していたが、この日もそういった親しさがにじみ出ていて、和気あいあいとした雰囲気だった。
そのため、オープニングでは、リーダーのパク・ジュンヒョンは「ベースラップ担当」、デニー・アンは「オモニ(お母さん)ラップ(?)担当」、ユン・ゲサンは「ハイトーンラップ担当」、ソン・ホヨンは「笑い(?)担当」、キム・テウは「高いところにある物を取る(?)担当」とユニークな笑いあふれる自己紹介から始まった。
4年ぶりのコンサートについては、キム・テウがメンバーたちに声をかけて始動することになり、ソン・ホヨンが演出を担当。「god」は末っ子ラインが本当に頼もしい。ただ、ソン・ホヨンはメンバーたちが言うことを聞かないので大変だと明かし、「特に誰が?」と聞かれると「みんな」と答え、一同大爆笑。新しいことを試そうとすると、1、2回やってみたところで、もうやらないと言うのだそうだ(笑)。いかにも個性が強く、年齢的な部分を感じさせる「god」らしいエピソードだ。
お互いの第一印象についてのエピソードでも、パク・ジュンヒョンが当時「god」のプロデューサーだったJ.Y.Park(パク・チニョン)から「ボーカリストを見つけた」と報告を受け、身長187センチで小顔、体格はチョン・ウソンだと聞かされ、期待して待っていたら、現れたのがキム・テウだったのでがっかりしたと言えば、キム・テウもJ.Y.Parkから「今まで韓国で見たことも聴いたこともない、すべてを兼ね備えた4人がいる」と聞かされ対面したら、ぼろぼろの服を着た4人だったと振り返り、これまた大爆笑だった。
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