「第75回カンヌ国際映画祭」で男優助演賞の受賞作「ベイビー・ブローカー」が、「第42回ハワイ国際映画祭」で閉幕作に選ばれたのに続き、ヴィジョン・イン・フィルム(Vision in Film Award)賞を受賞するという栄誉に輝いた。
「ベイビー・ブローカー」は、今月3日に開幕した「第42回ハワイ国際映画祭」で閉幕作に選ばれたのに続き、ヴィジョン・イン・フィルム賞を受賞するという快挙を成し遂げた。
1981年に設立され、今年で42回を迎えたハワイ国際映画祭は、北米とアジア、太平洋地域間の文化交流を目的に開かれる北米地域の権威ある映画祭のひとつだ。是枝裕和監督が受賞したヴィジョン・イン・フィルム賞は、注目すべき成就を果たした監督や機関に与えられる特別賞で、過去42年間でたった6回だけ授与された。歴代の受賞者にはイアン監督とチャン・イーモウ監督、そしてアメリカ映画学校のAFI(American Film Institute)などだ。
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