その中で公開されたメインポスターには、密かな本音を隠したスニャン家の2人の男、チン・ドジュンとチン・ヤンチョルの姿が盛り込まれて好奇心を誘っている。同じところを見ている2人の顔は、似ているようでどこか違う冷酷な欲望が漂っている。今のチン・ドジュンはスニャン家によって一度捨てられたユン・ヒョヌが回帰した人物で、復讐心を隠した彼の視線はさらに意味深長だ。
血痕が見られるチン・ドジュンの心臓部分に触れたチン・ヤンチョルの姿もやはり興味深い。今にも彼の命を思いのままにしそうなチン・ヤンチョル。そこから始まった亀裂は果たして何を意味するのか。その中で「私を殺した家門の血筋として生まれ変わる」というフレーズは彼らの関係を暗示している。生まれる前に始まった闘い、彼らが描いていく熾烈な争いに注目が集められている。
ソン・ジュンギは財閥家の忠実な秘書ユン・ヒョヌと、財閥家の末息子チン・ドジュンを演じる。スニャン家の解決役だったユン・ヒョヌは濡れ衣を着せられて捨てられた後、スニャン家の末息子チン・ドジュンとして生まれ変わり、復讐のために熾烈な継承争いに飛び込む。イ・ソンミンはスニャングループの総帥であり、皇帝として君臨するチン・ヤンチョルに扮する。貧しかった幼少時代を経て財政界1位にのし上がったチン・ヤンチョルは、お金に対する果てしない渇望と容赦のない冷酷さで最後の一戦を準備する。
「財閥家の末息子」の制作陣は「自分を殺したスニャン家の血筋に生まれ変わり、彼らの秩序を乱すチン・ドジュンは、必然的に『皇帝』チン・ヤンチョルとぶつかることになる。一番身近な家族として出会い、敵になったチン・ドジュンとチン・ヤンチョル。彼らのダイナミックな叙事を描き出すソン・ジュンギとイ・ソンミンの熱いシナジーを期待してほしい」と伝えた。
「財閥家の末息子」は11月18日夜10時30分に韓国で放送され、週3回視聴者を訪ねる。