イ・ジョンソク&ユナ(少女時代)熱演「ビッグマウス」、結末がなぜあのようになったのか?

結末に余裕がなかった。シーズン2、3まで保障された状況でさえあったら、「ビッグマウス」がこれほど急に結末を下したのだろうかと思うと残念だ。「竜頭蛇尾(最初は勢いがよく盛んであるが、終わりになると衰えてしまうこと)だった」という視聴者の批判が残念な理由がここにある。
主人公イ・ジョンソクとユナは拍手を受けるに値する。


イ・ジョンソクは努めて冷静な表情で「ビッグマウス」をリードしたが、イ・ジョンソクの特技が作品を変化させながら、その冷たい表情の中にあたたかさを見せたり、怒りを表したり、悲しみと愛を引き出したりするという点だ。2016年に満27歳の時に受賞したMBC演技大賞は多少早いと言えなくもなかったが、イ・ジョンソクが大賞というタイトルに振り回されず、どれほど誠実に演技の深みを増す努力をしているのか、今回の「ビッグマウス」で明らかに感じ取れた。イ・ジョンソクでなかったなら、誰がパク・チャンホを演じることができただろうか。


ユナの最近の歩みは、ユナがどんな俳優になりたいかをはっきりと感じさせている。以前、KBS 1TVのドラマ「君は僕の運命」のチャンミ役を考えると、ユナの急激な成長は驚くべき地境だ。ユナが映画「コンフィデンシャル/共助」「EXIT イグジット」「手紙と線路と小さな奇跡」を経て今回の「ビッグマウス」までを見ると明らかだ。ユナの目標がただ「きれいな俳優」ではないという事実だ。

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2022.09.19