「取材レポ」チャンミン(東方神起)、BoA、テヨン(少女時代)、NCTらの圧巻のステージに東京ドームが揺れた!3年ぶりに「SMTOWN LIVE 2022:SMCU EXPRESS @TOKYO 」開催。

次は完全体で会いたい!
東方神起、少女時代、SHINee、EXOはソロステージで魅力を発散!
東方神起チャンミン
ユンホはコロナウイルスに感染してしまい、今回のSMTOWN LIVEには参加できず…。その分、チャンミンが情熱をもって、表情豊かにパフォーマンスしてくれた。チャンミンが披露したソロ曲1曲目は「Devil」。チャンミンの低めで色気のある歌声と、サビから後半に向けて感情を爆発させるようなパワフルな歌声も魅力的。続く「Fever」では力強い高音ボイスを堪能できるポップダンスナンバー。チャンミンの圧倒的な歌唱力を見せつけた。MCでチャンミンは「次回は東方神起として皆さんに会えるようにしたいです」と伝え、今回出席できなかったユンホと共に帰ってくることを約束した。

少女時代
テヨンは「INVU」を披露。柔らかく幻想的なシンセサウンドと神秘的な音色のフルートのメロディーが幻想的な世界へ導き、儚くも凜々しい歌声を響かせた。続いてヒョヨンは、今年5月にリリースした最新曲「DEEP」。エレクトロサウンドと耳に残るクラップサウンドが調和したEDMナンバーで、「Deep」と繰り返すフレーズもクセになる。
ヒョヨンのステージが終わると、テヨンもステージへ上がり、1人ずつあいさつ。ヒョヨンは「東京ドームで公演ができると聞いたとき本当にうれしかったです。ここに来られなかったメンバーにもちゃんと伝えますので、応援よろしくお願いします」と伝えた。

SHINee
オンユのソロステージでは、「DICE」を披露。リズミカルなギターサウンドと清涼感のあるシンセサウンドが心地よいポップナンバーで、観客もリズムに合わせてクラップしてノリノリ。オンユは眩しいほどの笑顔を見せ、瑞々しい歌声を会場に響かせた。

ミンホは、自分との関係を軽く考える恋人から受ける心の痛みを表現した曲「Heartbreak」を披露。メインステージから花道を歩く姿、力強い眼差し、落ち着いたトーンの歌声で会場中を虜に。
KEYは、力強さと切なさを感じるエネルギッシュな歌声が印象的な「BAD LOVE」。パワフルなビートに合わせて観客のクラップも強く響き渡った。
3人がステージに揃うと、「こんばんは、輝くSHINeeです」とあいさつ。1人ずつあいさつしていくとKEYは「SHINeeの末っ子、KEYです」と、とテミンがいないのをいいことに、しれっと末っ子に。「一回くらいは年下になりたくて…」とぼそっと答えて、会場を笑わせた。お知らせの時間でKEYはソロアルバム『Gasoline』が発売されること、オンユは日本全国ツアーのお知らせをした。そしてミンホの番に。どんなお知らせがあるのか会場中がミンホに注目すると、「ゴルフ…」と答えて会場を笑いの渦へと巻き込んだ。最後にKEYは、「SHINeeもできれば来年くらいにはここで歌えることができればと思います。最後まで応援よろしくお願いします」と伝え、ファンの期待を高まらせた。

EXO
美しく繊細なピアノの音色が会場に響くと、チェンが列車に乗ってゆっくりと登場。EXOとしてデビュー後に初めて発表したソロアルバムのリード曲「Beautiful goodbye」を、切なくも甘い歌声で歌い上げた。彼のヒーリングボイスに聴き入っていたファンは、曲が終わると大きな拍手を送っていた。
スホは、「お久しぶりですね!」と言って登場。今年4月にリリースした2ndミニアルバム収録曲の「Hurdle」を披露した。曲の途中、何かを探す仕草をしてジャケットの内側で手が止まると、そこから取り出したのはギャルピース。さらに、走る気満々でクラウチングスタートの姿勢をして、ポーンという合図でメインステージからセンターステージまでを走るなど、楽しい演出で会場を笑顔にした。
カイはスタイリッシュな衣装で登場し「Peaches」を披露。神秘的で浮遊感のあるメロディーに乗せて、甘い歌声を響かせ、セクシーさとキレのあるダンスパフォーマンスで会場を魅了した。
EXO4人目のステージはシウミン。貴公子のような衣装で登場した彼は日本語曲「Shake」を披露。緊張感漂うストリングスサウンドとドラマチックなサウンドに乗せて、伸びやかでパワフルな歌声を響かせた。
メンバーが揃うとスホは、「EXOの完全体で戻ってくるまで少し待っていてください。今日一緒に来られなかったメンバーも皆さんに会いたがっていたことをお伝えしたいです」とグループとしての再会を約束した。

SUPER JUNIOR
SUPER JUNIORのエネルギーは無限大?! エネルギーほとばしるステージに会場はノリノリ
ノイジーなロックサウンドが会場に響き渡ると、最初に披露したのは「Sorry, Sorry(Korean version)+Bonamana(Korean version)」。センターステージに円になったメンバーが拳を突き上げながら「Hey!」と叫んで気合いを入れる。「sorry sorry」と歌いながら手を重ねる振付は誰もが真似したくなるポイントだ。メンバーはセンターステージからメインステージに走って移動し、激しいロックサウンドに乗せて「Put your hands up!」と煽りながら会場をさらに盛り上げる。イトゥクの力強くセクシーな眼差しがビジョンに映し出される度に、会場は熱狂的な反応を見せていた。「☆BAMBINA☆」ではトロッコにも乗ってステージを隅々まで走り回って楽しむメンバーたち。この曲のポイントダンスの胸を2回叩いて手を上に上げる振付では観客も一緒になって踊り、会場を最高潮に盛り上げた。

SMを支えるレジェンドのステージ
KANGTA
カンタは9月7日に韓国で17年ぶりにリリースするフルアルバムのリード曲「Eyes On You」を披露。美しく伸びやかな高音ボイスを会場に響かせ、余裕のある大人のセクシーさがにじみ出たパフォーマンスでファンを魅了した。カンタは、「久しぶりに新曲をみなさんに聞かせることができて本当に気分が良いです」と満足げな表情を浮かべ、ステージを後にした。

BoA
BoAは日本デビュー20周年アルバム記念アルバムの「The Greatest」では、クール&セクシーにパフォーマンス。余裕のある表情や肩を揺らすポイントダンスも魅惑的で、会場がグイグイ惹き込まれていく。韓国デビュー20周年記念アルバムからは「Better」を披露した。会場は溢れ出すグルーヴの波に包まれ、観客の体も自然と揺れだす。MCでBoAは、「SMTOWN LIVEが始まってから結構長い間続いていますが、日本デビュー20周年と言われた時に、すごく長い間皆さんに愛されているのだなと思ってすごく幸せだなと思いました。これからもSMTOWNの皆さんとともにこれからもずっと音楽と良いパフォーマンスを皆さんにお届けできるよう頑張りますのでこれからもよろしくお願いします」とコメントし、会場から大きな拍手が送られた。

SMTOWNならではのスペシャルユニット
SHINeeのオンユはaespaニンニンをフィーチャリングに迎えて「Way」を披露。透明感のあるオンユの声と瑞々しく響き渡るニンニンの声が重なり、優しくて力強いハーモニーを会場中に響かせた。
東方神起のチャンミン、SUPER JUNIORのキュヒョン、SHINeeのミンホは、Adoの「阿修羅ちゃん」を歌い、コミカルな動きをする場面も。会場は熱気と笑いに包まれていた。
3人の先輩方のステージとは一変。SM Rap UnitのNCTテヨン、ジェノ、ヘンドリー、ヤンヤン、aespaジゼルは「ZOO」を披露。この曲は、アグレッシブなラップに独特なシンセサウンド、タイトなビートがカッコいいヒップホップナンバー。「Just like a ZOO」と繰り返すフレーズが耳に残り、5人それぞれの力強い魅力が引き立っていた。
DJタイムでも参加していたRAIDENは、NCTシャオジュンとソンチャンをフィーチャリングに迎えて「Golden」を披露。軽やかな口笛とファンキーなギターサウンド、シャオジュンの甘い歌声とソンチャンの心地よいフロウに会場中が酔いしれた。
そして、K-POP最強とも言われるアーティストが揃ったガールズユニットGOT the beat のステージでも、会場からは思わず歓声が漏れてしまう。BoA、少女時代テヨン&ヒョヨン、Red Velvetスルギ&ウェンディ、aespaカリナ&ウィンターの7名がメインステージに並んで登場し、圧倒的なパフォーマンスで「Step Back」を披露した。

公演の終盤にはSHINeeのKEYが8月30日リリースの最新曲「Gasoline」を披露。ゴールドに輝く衣装で登場し、華やかで壮大なブラスサウンドが響く中、ダイナミックなダンスで会場を熱くした。熱いステージは続き、NCT DREAMは「Scratch that bring it back Shook Shook Ha」と始まるイントロがクセになる「Glitch Mode」、aespaは自信溢れるボーカルとラップ、強烈なギターサウンドが魅力の「Girls」、WayVは「gimme that nectar」と繰返すフックが印象的な「Nectar」、NCT127はブルース・リーのように強さをアピールした「Kick It」、SUPER JUNIORはロック調になった「Black Suit」などの人気曲を次々と畳みかけ、ラストはSMTOWNの代表曲「Hope from KWANGYA」を出演者全員で披露した。出演者たちは、トロッコに乗って客席をまわったり、花道を駆け巡ったり、先輩と後輩が肩を組んで歌ったりと、普段見ることのできないような姿を見せ、最後までファンを楽しませた。

取材:Korepo(KOREAREPORT.INC)
(写真:28日、29日)

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2022.09.14