「インタビュー」スターにて独占配信中!イ・ジョンソク×イム・ユナ出演『ビッグマウス』オ・チュンファン監督 ロングインタビュー到着!”親友が側にいるような感覚”のイ・ジョンソクとの再タッグ、撮影の裏側、注目している日本の俳優についてまで、たっぷり語る!

ウォルト・ディズニー・ジャパン株式会社は、ディズニー公式動画配信サービス「Disney+ (ディズニープラス)」のコンテンツブランド「スター」にて、韓国ドラマ『ビッグマウス』を、独占配信中です。(毎週金・土配信/全16話)
イ・ジョンソクの除隊後初ドラマ作品としての韓国での放送を前に早くも大きな期待が寄せられている本作は、口だけは達者だが勝率10%という3流弁護士が、キャリアを一発逆転させるべく引き受けることになったある殺人事件に巻き込まれたことで、人生が思いもよらない方向に進んでいくという物語。

生き残るため、そして家族を守るために天才詐欺師=「ビッグマウス」となり、事件の裏に隠された巨大な陰謀を暴いていくという、クライムミステリードラマです。
現在6話まで配信され、回を重ねるごとその面白さにハマる人が増え話題を呼んでいる本作。今週末8月19日、20日には第7話・8話が配信となり、いよいよ、物語も中盤へ向かいます。
そこで、主演のイ・ジョンソクをはじめ、キャスト・スタッフからの絶大な信頼を寄せられ愛されている様子が先日の記者会見でも注目された『ビッグマウス』の監督、オ・チュンファンのインタビューが到着いたしました。キャストについて、そして初めてのジャンルに挑戦した作品制作から、影響を受けた作品などについて、たっぷりお話いただいています。

■『ビッグマウス』オ・チュンファン監督インタビュー

●『ビッグマウス』の最大の魅力を教えてください
『ビッグマウス』は、普通の男が、やってもいないことの濡れ衣を着せられ、一夜にして最悪の犯罪者の仲間入りをする話です。
生き残るために、彼はどんなことでもやり、より大きな悪と戦わなければならない。
そして皮肉なことに、『ビッグマウス』は、さまざまな危機的状況の中で、これらの状況を戦い抜くことをテーマにしています。
このシリーズを見ている視聴者は、乗り越えていかなければならない主人公を応援することで、楽しさを感じることができると思います。
最後までハラハラドキドキさせる終わりのない展開が最大の魅力だと思います。

●制作にあたり、これまでにない新しいチャレンジはありましたか?
初めて挑戦するジャンルなので、撮影方法、各シーンのライティング、編集技術やシーンの構成など、かなり考え抜きました。
カメラレンズの選択、各キャラクターのライティングなど、今までとは異なるものばかりでした。ジャンルの特徴を生かしつつ、好みのトーンに調整することを意識しました。

●パク・チャンホ役のイ・ジョンソクさん、その妻であるコ・ミホ役のイム・ユナさんをはじめ、豪華なキャストが揃ったシリーズです。主演の2人をキャスティングする際に考慮したことはありますか?またキャスティングではどのようなことが行われたのでしょうか?
イ・ジョンソクさんとは「あなたが眠っている間に」というシリーズで共演したことがあり、当時はとてもいい思い出だったので、また一緒に仕事をしたいとずっと思っていたんです。
イ・ジョンソクさんは、ストレートで強いキャラクターを求めていたようで、この作品は彼にぴったりだったようです。
俳優としての信頼が厚いので、新しいジャンルに挑戦するにしても、親友がそばにいるような感覚でしたね。
イム・ユナについては、台本を読んだとき、すぐにコ・ミホにぴったりだと思いました。
私だけでなく、チャンホ役のイ・ジョンソクさんもイムさんを強く推していました。コ・ミホは、ストレートな話し方で相手を不快にさせない、そのバランスが難しいキャラクターです。
この役にはイムさんがぴったりだと思い、オファーしたのですが、見事にこの役を演じてくれました。

●夫婦役のイ・ジョンソクさんとイム・ユナさんの相性はいかがでしたか?
二人は若い頃からの知り合いということもあり、現場はとても和やかな雰囲気に包まれていました。
登場人物のチャンホとミホも長年の友人から夫婦になったということで、その友情が演技に役立ったと思います。
長年の付き合いからくるその信頼感があるという意味で、友達のような夫婦を表現していると思います。
印象に残っているのは、イ・ジョンソクさんは比較的シャイな方で、愛嬌を振りまくシーンやミホさんへの愛情表現が必要な撮影では、とても恥ずかしがっていたことです。
しかし、それすらも二人にとっては自然なことでした。

●イ・ジョンソクさんとイム・ユナさんのお二人が、それぞれの役を演じる上での特徴は何でしょうか?そして本作を通して新たに知った2人の魅力は何ですか?
イ・ジョンソクさんは、楽しい役や明るい役も得意ですが、真剣で必死な感情を演じたときに本当に輝きますね。
彼のディテールと没入感は、とてもユニークだと思います。彼が演じるチャンホは、劇中で生死をさまよう場面が多いのですが、その状況や感情の演技表現に驚きました。
そして、彼の演技は長年の努力と練習によって完成されたものであることを知りました。
以前共演した作品でも感じたことですが、イ・ジョンソクさんは努力を惜しまない方で、『ビッグマウス』の撮影現場でもそれをはっきりと証明してくれました。
イム・ユナさんには、不思議なプラスのエネルギーがあります。厳しい状況や絶望的な状況でも、彼女はみんなに元気を与えてくれる存在で、まるで彼女がすべてを解決してくれるような気がするんです。
ミホも同じようなキャラクターです。ミホは強いですが、イム・ユナさんもそのポジティブなエネルギーをうまく表現して演技していたので、それを感じました。

●イ・ジョンソクさんとは「あなたが眠っている間に」でご一緒されていますね。監督として、彼はどのような俳優なのか、またそれからどのように成長したと思われますか?
イ・ジョンソクさんは、とても細やかで、頭のいい俳優さんだと感じています。番組全体や自分のキャラクターを分析する能力に長けています。
彼と仕事をするときは、いつも嬉しい驚きがあります。だからこそ、私は彼を全面的に信頼し、監督と俳優という関係ではなく、同僚として一緒にいろいろなことを議論しています。
「あなたが眠っている間に」の時もそうでしたがイさんは常にベストを尽くしてくれる人であり、信頼できる同僚です。

●イ・ジョンソクさんは、本作で複雑で常に変化するキャラクターを演じています。このキャラクターをうまく演じるために、二人が話し合ったことはありますか?
勝ち目のない弁護士、濡れ衣を着せられた男、生き残るために犯罪者のふりをしなければならない男、そして犯罪者の力を借りて大きな悪と戦わなければならない男。
これらすべての状況を通じて、チャンホというキャラクターは、時に弱々しく、時に邪悪に、そして時に憤怒に満ちた表情をしなければならない人物なのです。
衣装やヘアメイクはもちろんですが、演技のトーンも微妙に変えていかなければなりませんでした。
チャンホの感情が具体的にどうあるべきか、それをどう表現して視聴者に受け入れてもらうか、イ・ジョンソクさんと細かく話し合いました。
チャンホは時に役立たずにも見えますが、正義感が強すぎず、ナイーブでもないキャラクターです。ただ状況に従うのではなく、何かをしようとする人です。
だから、何度も話し合い、このキャラクターがどう反応し、どう見えるかを一生懸命考えました。

(2ページに続く)

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2022.08.19