問題は「パルド」の文字が書かれたトレーディングカードが非常に珍しいという点だ。社会関係網サービス（SNS）には、製品を買っても「ビビン麺」カードだけが出てきて、「パルド」カードは絶対に見ることができない」という苦情が続いている。さらにビビン麺をなんと600袋以上購入したが、「ビビン麺」カードがひとつも出てこないと苦情を訴える顧客もいる。

ジュノの「パルド」トレーディングカードがこれほど珍しいため、中古取引プラットフォームでも過熱の兆候をきたしている。「ビビン麺」カードは現在1000～2000ウォンほどで販売文がアップされる一方、珍しい「パルド」カードは1万～2万ウォンで買うという文が後を絶たない。
「パルドは、アイドルのファンマーケティングを初めて進行したため未熟な点があったという立場だ。ファンサイン会の招待人員が70人だったため、「パルド」カードを70枚だけ作ったのではないかという疑惑に対して、会社関係者は「『ビビン麺』カードをよりたくさん作ったが、『パルド』カードも多く作った」とするなど具体的な数字は明らかにしなかった。

今回の「トレーディングカード大乱」は、6月11日に予定されているジュノのファンサイン会以降に消えると見られている。しかし、「珍しいアイテム」のマーケティングに食品業界があまりにも没頭するのではないかという批判が出ている。
「パルド」の関係者は「今回のイベントがこれほど影響力があるとは思わなかった」として「私たちがファンマーケティングを多くしてこなかったため、運営上でやや未熟な点があった」と話した。