5月2日(月)に放送されたJTBCの音楽バラエティ「熱いシンガーズ」第7話では、男女重唱ミッションの模様が公開され、ゲストとして大御所俳優シン・グが登場。
同じく大御所女優のキム・ヨンオク、ナ・ムニと並び、“国民的おじいちゃん、おばあちゃん”がそろい踏みした。
今回のミッションでは、出演者が親しい友人や家族など、自分の近しいファミリーを招待。ナ・ムニが多くの作品で、夫婦役として共演してきたシン・グを招き、このような豪華ショットが実現したということだ。ただ、トークを聞く限り、元々シン・グもこの番組にレギュラー出演する予定だったらしい。番組スタッフとの事前ミーティングまで行っていたのだが、他の仕事とのスケジュール調整ができず、断念したようだ。
そのような経緯があったので、ゲスト出演ではあったが、今回のシン・グの登場を出演者もスタッフも大喜びで迎えていた。そんなシン・グに対し、ナ・ムニは「シン・グ先生の大ファンです。でも、男としては嫌いです(笑)」と話す場面も。「ヨンガム(老夫婦の妻が夫を呼ぶときの呼び名)」みたいなので、嫌いなのだとか。
さらに、チョン・ヒョンムから、現在「熱いシンガーズ」は好評なので、この雰囲気ならシーズン2にいくだろうという話も出た。シン・グは「生きていたら考えてみるよ(笑)」と冗談交じりに話していたが、意欲はあるようだ。
実は歌が上手いそうで、スタジオ全体がその歌声を聴きたいという雰囲気になったとき、渋るシン・グに、キム・ヨンオクが「1小節も歌えない?だったらシーズン2は出られないけど?シーズン2に出ようと思うなら、歌わなきゃ!」と背中を押した。すると、アカペラでとうとうと歌い始めたのだ。そして、キム・ヨンオクもそこに自分の声を重ね、思いがけずデュエットを披露。その姿が感動的で、スタジオの雰囲気がグッと熱くなったのはもちろん、これでシン・グのシーズン2への出演は確定(⁉)の雰囲気となった。
それにしても、重鎮シン・グに言いたい放題、思ったことをそのまま言えるのはキム・ヨンオクとナ・ムニぐらいのものだろう。そんな“オクナブリー(キム・ヨンオク&ナ・ムニ+ラブリー)”が女性陣のミッション曲として、「ABBA」の「Dancing Queen」をダンス付きで披露すると、シン・グは「アメージング」と拍手をしながら賛辞を送った。
そして、ナ・ムニとキム・ヨンオクが席に戻ってくると、紙袋に入れ、足元に置いておいた花を取り出し、「お疲れさま」とプレゼントしたのだ。なんてスウィートな光景。紳士的な姿を見せたシン・グは、男性陣のミッション曲ステージでは、スタジオが涙であふれるほど感動に包まれたが、それを見終えた後、「僕がもし参加していたら、あの美しいハーモニーに自分の声も入っていただろうに、と思うと残念。とても感動深く聴いた」と語った。今回出演できなかった名残惜しさが、にじみ出ていた。
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