韓国ボーイズグループ「BTS(防弾少年団)」のRMが7日、「2022北京冬季オリンピック」スピードスケート・ショートトラック男子1000メートル準決勝で失格判定を受けた韓国代表ファン・デホン(黄大憲)選手(22)にSNSで拍手で励ましの声を届けた中、これが中国ネットユーザーの怒りを買った。
RMはこの日、Instagramストーリーズに黄が準決勝1組で中国の2選手を追い越す瞬間の姿を投稿。そこに拍手とグッドサインのスタンプを付け加えた。
RMが掲載した場面は黄がインコースを狙って先頭に立った瞬間だ。この過程で選手同士の衝突は見られなかったが、黄は失格処分となり決勝進出を逃した。さらに準決勝2組のイ・ジュンソ(李俊瑞)選手(21)も2位でゴールしたが、ハンガリーの選手との接触過程で反則とみなされ失格に(ショートトラックの準決勝では各組上位2人が決勝に進む)。韓国選手2人の失格により、中国選手2人が決勝に進出するなど韓国では「疑惑の判定」とされ、問題になっている。
このような状況でRMは、特別な言及はせずに「絵文字」で自国の選手にエールを送った。
すると、この投稿を受けて中国ネットユーザーらはコメントが制限されているRM個人のSNSの代わりに、「BTS」の公式SNSに集結。「嘔吐マーク」の絵文字を使って「SNSテロ」に出た。
このような中国ネットユーザーの行動に「BTS」ファンは激怒。「BTS」を象徴するパープルカラーのハート絵文字を使用して「対抗」している。
WOW!Korea提供