韓国ボーイズグループ「BTS(防弾少年団)」のメンバー、JIMINが健康保険料の滞納でマンションを差し押さえられた事実が明らかになるなか、個人情報流出に対して物議をかもしている。
24日、あるオンラインコミュニティには、JIMINの個人情報が入った差し押さえ予告通知書と財産差し押さえ通知書が上がった。現在、その掲示物は削除されているが、その流出経緯がネットユーザーの間で関心を集めている。
該当するモバイル閲覧用の書類には、健康保険料滞納期間と差し押さえ、差し押さえ解除日、滞納金額など滞納・差し押さえについての詳しい内容が記載されていた。それだけでなく、JIMINの名前と住民登録番号、住所まで極めて個人的な情報も入っていたことが確認された。
これと関連して、所属事務所BigHitMusicは25日午後、あるメディアの電話取材で「既存の立場以外に、申し上げる言葉はない」と伝えた。
24日、マスコミ「ビズ韓国」によると、1月25日に国民健康保険公団のヨンサン(龍山)知事は、JIMINのNine One Hannamマンションを差し押さえた。これは、22日にJIMINが延滞の事実を認知した後、滞納額全額を納付して登記抹消された。先立ってJIMINは、2021年5月にNine One Hannam専用面積244.35平方メートル(89坪型)マンションを全額現金で買い取った。
BigHitMusic側は、「事務所の業務過失」として謝罪した。「アーティストの自宅に届いた郵便物を、事務所が一次的に受領してアーティストに伝達する過程で、一部郵便物が勘違いで抜け落ちる事態が発生した」とし、「JIMINは昨年年末から行われた海外スケジュールおよび、長期休暇以降の海外スケジュールなどで延滞の事実を認知できず、これを確認してすぐに滞納額を全額納付した。現在は本事案が終結した状態」と釈明した。
マンションが差し押さえされるまで滞納したことは、所属事務所の不注意でもあるが、JIMIN自身の注意不足でもある。過失だったとしても、軽く考えていたという批判は避けにくい事態だ。
ただ、これとは別に個人情報の流出は、深刻な事案ともいえる。犯罪に悪用される憂慮もあるため、一部では徹底した調査を要求して「アーティストを保護しなければならない」という反応を見せている。
WOW!Korea提供