韓国ドラマを見ていて、細かい行動に違和感を感じることがないだろうか。それは、日本と韓国ではやはり風習が明らかに違うからだ。似ているようで似ていない日本と韓国。どんなところに日本人が違和感を持つかを明らかにしてみよう。 「様」のオンパレード 韓国ドラマを吹き替え版で見ると、実に丁寧な敬語が話されていて…
ドラマ『宮廷女官 チャングムを誓い』の第1回冒頭で、かつての王妃が毒をあおいで死ぬ場面がある。とても印象深いシーンだったが、このときの元王妃が廃妃・尹(ユン)氏である。彼女は、9代王・成宗(ソンジョン)の正室だった。とはいっても、側室から繰り上がったという経緯があった。 姑と嫁の仲は最…
朝鮮半島は昔から「東方礼儀之国」と言われた。日本から見れば韓国は西にあるので「東方ってどこ?」と思うかもしれないが、この「東方」というのは、中国から見た方角なのである。つまり、孔子を生んで儒教の礼節にも細かい中国が、朝鮮半島のことを「礼儀之国」と称賛したのである。そんな韓国では初対面の挨拶が特に重要…
『王女の男』ではキム・ヨンチョルが世祖を演じた 朝鮮王朝6代王・端宗(タンジョン)は、叔父である首陽大君(スヤンデグン/7代王・世祖〔セジョ〕)によって王の座を奪われている。首陽大君は、いったいなぜそのようなことをしたのだろうか。 秘められた野心 1452年、5代王・文宗…
善徳女王は、新羅(シルラ)の学問振興にも並々ならぬ熱意を見せた。640年には、優秀な学生たちを唐に派遣して、唐の有名な学校に入学させてほしいと頼み込んでいる。この時期、唐は多くの優れた儒教学者を都に集めていたので、新羅から派遣された学生たちは、留学先でさぞかし貴重な学問を積んだことだろう。 &nbs…
朝鮮王朝518年の歴史の中で、王朝を揺るがすような大事件がいくつも起きている。今回は、10代王・燕山君(ヨンサングン)が起こした虐殺事件に注目してみよう。燕山君は、なぜそのような事件を起こしたのだろうか。 燕山君にまつわる逸話 燕山君は、9代王・成宗(ソンジョン)の長男として1476年…
676年に朝鮮半島を初めて統一した新羅(シルラ)には、かつて3人の女王が誕生している。順に、善徳(ソンドク)女王、真徳(チンドク)女王、真聖(チンソン)女王である。 小さいころから頭脳明晰 3人の女王の在位期間を見ると、善徳女王が632年から647年、真徳女王が647年から654年、真…
韓国ドラマでは激しく言い争いをする場面が本当に目立つ。あるいは、あまりにヒステリックな場面が多い。ときには、見ていて疲れてしまい、思わずテレビを消したくなることもある。なぜ韓国ドラマには言い争うシーンが多いのか。 対立から接点を見いだす 相対的に見ても、韓国ドラマは日本のドラマよりもはるかに言い争い…
ドラマ『紳士とお嬢さん』が日本でも快進撃を続けている。このドラマはNetflixで配信がスタートすると早くもランキング1位に入るほどの人気を集めた。今はテレビ東京の韓流プレミアでも放送中であり、まもなくクライマックスを迎える。 「年の差」カップル 『紳士とお嬢さん』は韓国KBSの週末ドラマとして全5…
『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん』にはとても好きな名場面が多いのだが、その一つが第5話でジアン(IU)が祖母のハルモニを連れて月を見に行くシーンだ。何度見ても心が温かくなる場面だ。 彼はいい人? ジアンが住んでいるのはタルトンネだ。タルトンネとは「月の町」という意味だが、ソウルでは貧しい人たち…