そんな張禧嬪(チャン・ヒビン)にとってショックな出来事が起こる。1694年9月20日に淑嬪(スクピン)・崔(チェ)氏が息子を産んだのだ。この息子が、後の21代王・英祖(ヨンジョ)になる延礽君(ヨニングン)だ。 淑嬪・崔氏の告発 この当時、王の後継者である世子(セジャ)になっていたのは、…
光海君が流罪になった済州島 2006年に韓国で放送された「王の女」は、光海君(クァンヘグン)の後ろ楯になった金介屎(キム・ゲシ)を描いています。彼女は光海君の父親の宣祖の時代から、女官として有能に働きました。なによりも、人を動かす術が巧みだったと言われています。 意外に長…
政権の内部では仁顕(イニョン)王后が属する西人派(ソインパ)と、張禧嬪(チャン・ヒビン)が属する南人派(ナミンパ)が派閥の主導権争いをしていた。最初は、仁顕王后の後ろ盾があったことで優位にたっていた西人派だが、張禧嬪が粛宗(スクチョン)の息子を産んだことで南人派が優位に立ち、西人派は衰退してしまった…
写真=韓国MBC『華政』公式サイトより 光海君(クァンヘグン)が追放された後、彼の統治時代の歴史が「朝鮮王朝実録」に記録されました。クーデターを成功させた仁祖の一派が作りましたので、自分たちのクーデターを正当化するために光海君を大変な悪者に描写しています。それが、後々まで朝鮮半島で光海…
朝鮮王朝三大悪女の1人として知られている張禧嬪(チャン・ヒビン)は、1659年に生まれ、女官として王宮に入った。とても美しい女性として評判だった張禧嬪が、19代王・粛宗(スクチョン)に見初められたのは1680年のことである。 明聖王后の意志 粛宗の母親の明聖(ミョンソン)王后は、張禧嬪…
釜山出身の俳優ホ・ソンテ、イ・シオン、アン・ボヒョン、YouTuberクァク・ジュンビンの4人がオーストラリア・シドニーでワーキングホリデーに挑戦するtvN新バラエティ「釜山の田舎者inシドニー」(以下、「釜山の田舎者」)が始まった。 4月23日(日)から毎週日曜放送で、全12話制作。演出を手掛ける…
4月28日に開催された百想芸術大賞では、『ウ・ヨンウ弁護士は天才肌』のパク・ウンビンがテレビ部門の大賞を獲得したが、同じく評価が高かったのが『ザ・グローリー~輝かしき復讐~』であり、堂々と3冠に輝いた。 1年間で優れたドラマの証明 『ザ・グローリー~輝かしき復讐~』は百想芸術大賞のテレビ部門で3つの…
EXOのKAIが5月11日に陸軍訓練所へ入所することになった。EXOは今年予定されているカムバックの準備中だったが、KAIは参加できなくなった。彼は急に入隊の通知を受けてかなり困惑したようだ。 画像=韓国陸軍のキャラクター(韓国陸軍公式サイトより) たとえばイ・ジュンギの場合 EXOのKAIは予期せ…
1800年、名君として名高い22代王・正祖(チョンジョ)が亡くなり、その息子が10歳の若さで23代王・純祖(スンジョ)として即位した。幼い純祖が王位についたのは、正祖には他に息子がいなかったからだ。しかし、成人もしていない王が政治をするのは無理があり、垂簾聴政を行なったのが、21代王・英祖(ヨンジョ…
ゴールデンウィークになって長い休みになったが、特に遠くに出かける用事もない。そんな時は想像の旅を楽しむことにする。頭に浮かぶのが「ジョンヒの店」だ。『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん』の名物酒場である。 画像=tvN 連夜の宴会 『マイ・ディア・ミスター~私のおじさん』は、見れば見るほどたくさん…