中年男性3人が日本からソウルへ行った。なるべく韓国の日常を体験したかったので、飛び込みでソウルの韓式旅館に泊まり、裏通りの大衆食堂で食事をした。1泊して朝となり、3人で連れ立って銭湯へ行き、1時間ほどのんびり朝湯につかったあとで小さな大衆食堂に入った。 外観が石とガラスで固められている 食堂で注文し…
日本では数人で食事をするときに自分用の取り皿を使うのが普通だが、韓国の食事スタイルでは取り皿を使わないことがよくある。それは、鍋物を食べるときも同じ。それでは、どうするのか? 鍋物に浮かんだ米粒とは? 韓国ドラマを注意深く見ていると、みんなで熱い鍋物を食べているとき、取り皿を使わず直接箸やスプーンを…
たとえば、ソウルの街を歩いていて感じるのは、「自動車が右側通行」「道路が広い」「坂が多い」といったことだ。さらに、注意深く見ていると、自転車に乗っている人をあまり見かけない。そこが日本の各都市との大きな違いだ。ソウルだけではない。韓国ではどの都市に行っても自転車が少ない。その理由は? 自転車に不向き…
1701年、19代王・粛宗(スクチョン)の側室だった張禧嬪(チャン・ヒビン)は、亡くなった仁顕(イニョン)王后に対して呪詛(じゅそ/呪い殺す儀式のこと)をした罪で死罪となった。そのときの描き方は、史実とドラマ『トンイ』では、どのように違うのだろうか。 奇怪な行動 まず、史実から見てみよ…
写真=韓国SBS『テバク』公式サイトより チャン・グンソクが主演した『テバク』。劇中で描かれるのは、朝鮮王朝19代王・粛宗(スクチョン)から21代王・英祖(ヨンジョ)までの時代。チャン・グンソクが扮するのは、王子として生まれながらも捨てられてしまったテギル。結局は最下層の身分のイカサマ師になるのだが…
金宗瑞(キム・ジョンソ)は4代王・世宗(セジョン)の統治時代に活躍した重臣だ。豪快な性格と毅然とした態度から、人々は彼を“大虎(テホ)”と呼んだ。6代王の端宗(タンジョン)がわずか11歳で即位したとき、最強の後見人になったのが、この金宗瑞だったのだが……。 王をおどした叔父 端宗が14…
『オクニョ 運命の女(ひと)』には様々な登場人物がいたが、実在した人物と架空の人物に分けられる。それでは、実在の人物の本当の姿というのは、どういうものだったのだろうか。 実在した4人 『オクニョ』を演出したイ・ビョンフン監督は、韓国で「時代劇の巨匠」と呼ばれている。確かに、『宮廷女官 …
日本の女性が実際に韓国に住むと、旅行のときには気づかなかった問題にいろいろと直面する。特に、どんなことを不満に思うのか。実際に体験した人の声を集めてみた。 日本と中国の真ん中 かつて、韓国に住む多くの日本女性を取材したことがある。彼女たちの話には生活感がしみついていて、とても参考になった。そのいくつ…
韓国の軍隊の中で訓練が一番厳しいことでよく知られているのが海兵隊です。この海兵隊は同じ兵役でも志願して入隊してくるのですが、具体的に海兵隊はどんな軍隊なのでしょうか。Q&A方式でわかりやすく解説します。 海兵隊は志願制 〔質問1〕 海兵隊とはどんな軍隊なのですか? 〔回答1〕 先兵として海上から敵地…
韓国のスターは、一般の人にとって縁遠い存在ではない。スターといえども、週末に多い芸能ニュース番組やバラエティに出たときは、すごくサービス精神が旺盛で、イメージとは裏腹に一気にはじけてしまう人も多い。 秘訣は「謙虚さ」 とにかく、韓国のスターはプライベートなこともバンバン話す。日本の場合…