歌謡界が日増しに熱くなる。BTSが新曲「Butter」でカムバックして強烈な存在感を示している中、MONSTA X、EXO、SEVENTEENなどK-POPを代表するボーイズグループが次々とカムバックを予告して関心が高まっている。初夏を迎えて「ガールズグループ大戦」の真っただ中、「トップボーイズグループ大戦」まで同時に繰り広げられる見込みだ。
27日現在、歌謡界のイシューの中心にあるグループは断然BTSだ。BTSは、21日に新曲「Butter」を発表してMelonをはじめとする韓国内の主要音源チャートを強打した。「逆走」の突風を起こしたBrave GirlsとSG Wannabeの曲と、ポップスタージャスティン・ビーバーのグローバルヒット曲「Peaches」、OH MY GIRLの新曲「Dun Dun Dance」などのチャート最上位圏の曲をすべて追い越した。
しばらくの間ボーイズグループの新曲が音源チャートで目立った成果を出せなかったが、BTSは「Butter」公開直後から猛烈な勢いでトップまで快走した。
「グローバルアイドル」と呼ばれるグループにふさわしく、海外チャートも強打した。所属事務所Big Hitミュージックによると、BTSの「Butter」は、101か国と地域のiTunesのトップソングチャートで1位にランクした。発売初日に世界最大の音楽ストリーミング会社Spotifyでは、世界合計2090万回ストリーミングされて、Spotify歴代最多デーリーグローバルストリーミング記録を塗り替えた。
このような中でMONSTA X、EXO、SEVENTEENなどが次々とカムバックを準備している。BTSが火をつけた歌謡界に他のトップボーイズグループが油を注ぐという構図が演出されたものだ。
ある歌謡界関係者は「5〜6月はガールズグループだけでなく、ボーイズグループにも1年の雰囲気をつかむ上で重要な時期」として、「ある程度年数を重ねて定着したグループは、前半のうち、あるいは今の時期に1回、10〜11月頃にもう1回と2回程活動する場合が多い」と話した。昨年を振り返ってみると、SEVENTEENがそれぞれ5月と6月にアルバムを出して同じ時期に活動をしている。両グループは、それぞれ昨年11月と10月にもアルバムをリリースした。
またこの関係者は、「新型コロナの長期化によって、まだ海外での活動を自由に行うことが容易ではないが、韓国内で撮影したステージとインタビュー映像を送信することによって海外番組に出演することができるため、グローバル市場を舞台とするボーイズグループがカムバックを決めたと思われる」と付け加えた。
カムバックを前にしたグループの中でMONSTA Xは、9枚目のミニアルバム「One Of A Kind」を6月1日に発売する。ジュホンがプロデュースに参加した「GAMBLER」をタイトル曲にしたアルバムだ。ジュホンだけでなく、ヒョンウォン、I.Mらが曲作業に参加して音楽的な力量をアピールした。
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