「取材レポ」キュヒョン(SUPER JUNIOR)、オンラインフェスティバルで代表曲からOST、プロジェクト曲まで7曲を熱唱! 急激にヒットした曲とは?

韓国でオンライン音楽フェスティバル「HIKE on PARK MUSIC FESTIVAL」が5月14日(金)~15日(土)に開催された。「HIKE on PARK MUSIC FESTIVAL」は、オンラインフェスティバルの「HIKE FESTIVAL」と、都心のピクニックをコンセプトにした音楽祭「PARK MUSIC FESTIVAL」がコラボしたもので、リアルで開催されていたフェスティバルの体験をオンラインでも楽しめるように企画。

画面には、韓国の有名イラスト作家が描いた3つの空間が設置され、コンセプトの違う空間ごとにアーティストたちがミニライブを展開。14日にはAKMU、クォン・ジナ、キュヒョン(SUPER JUNIOR)、チョン・セウン、15日には10cm、チャン・ボムジュン(Busker Busker)、チョン・スンファン、チョン・ジュンイルが出演した。

日常が恋しいこのご時世だからこそ、“歓声”ではなく、“感性”を共有できる新しい音楽フェスティバルとして、豪華シンガーソングライター8組が勢揃い。その中でも、日本でも高い人気を誇るキュヒョンのライブをレポートする。

キュヒョンが登場した空間はキャンプ場のようなセットだった。現在、キュヒョンはTVINGのオリジナルバラエティ「新西遊記スペシャル スプリングキャンプ」に出演しており、偶然にも同番組の雰囲気と似ているセットだったので、それに気付いたファンらがチャット欄で、番組とリンクしているのか? といち早く反応していた。

暖かいサウンドの「Time with you」で幕を開けると、ファンらは「はちみつボイス」、「1週間の疲れが飛ぶ歌声」などと書き込み、早くもその歌声にうっとり。オープニングからファンを心酔させたキュヒョンは「皆さんとこうやって一緒にフェスティバルの感じを出すために、キャンプ場みたいなステージセットを飾っていただきました。一緒にフェスティバルを楽しんでいるようなステージをご用意して、皆さんとご一緒していく予定です」と意気込みを伝えた。

そして、「ご存じの通り、僕はSUPER JUNIORというグループのメンバーとして、素晴らしいダンスの実力を誇るパフォーマーですが、ソロのキュヒョンとしては、ほぼ席から動かず、円形の中でずっと進行することになっています。皆さんはフェスティバルというと、情熱的にヘッドバンギングをするようなステージを想像していたでしょうが、そういうステージは全くありません(笑)。僕のステージはひたすら体を揺らす程度、拍手をする程度です。歓声を上げるところもないですし、ただレジャーシートに座って楽しむ、そんな感じだと思っていただきたいです」とウィットを交えて説明。

次の曲を「OST曲ではありますが、皆さんがたくさん愛してくださった曲です」と紹介し、韓国ウェブ漫画「趣向狙撃の彼女」のOST「僕の心がドキッとした瞬間」と、韓国ドラマ「賢い医師生活」のOST「華やかではない告白」を2曲続けて披露した。キュヒョンの歌唱力、表現力は言うまでもなく抜群で、一気にその世界観に引き込まれるので、曲を聴きながら「泣きそう」と書き込むファンも。

この2曲は昨年、本当に自分を嬉しい気持ちにさせてくれた曲だというキュヒョン。特に、「華やかではない告白」は1993年にイ・スンファンが発表した曲で、それをキュヒョンがリメイクし、OSTに起用されたバラードだ。「実は最初リリースされたとき、ドラマでもあまり流れず、このまま何もないんだと思っていたんですが、ジョンウォン(ユ・ヨンソク)とギョウル(シン・ヒョンビン)のテーマ曲として、この曲が1分間流れたんです。そしたら、その日から急激にヒットしました。本当に感謝した曲です」とユーモア交じりにエピソードも。

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2021.05.21