パク・ボゴムの演技史を振り返る、“里芋少年”から“国宝級俳優”に成長するまで

このような「パク・ボゴム病」は、途絶えることなくさらに続いた。ドラマ「ボーイフレンド」では、“国民のボーイフレンド”や“グローバル彼氏”の名を得た。心温かい青年キム・ジンヒョクを通じてさわやかな魅力を発散したのはもちろんのこと、愛に向かってまっすぐ突き進むひたむきな姿で視聴者たちを魅了した。

このように作品ごとに絶えず変化し多彩な演技を披露してきたパク・ボゴムは、今回のドラマ「青春の記録」でソ・ヘジュンを演じ、現実の若者の姿をそのまま描き出し視聴者の共感を生み出した。

「共感指数を高めた演技」「眞情あふれる演技」「感情爆発演技による最強の没入度」などの演技に対する好評が続き、「密度の高い感情演技」と「隙間のない内面演技」で感情移入を倍加させ、「代替不可能な存在感」という絶賛を受けた。

“さすがパク・ボゴム”と自らの名前の価値を証明し、“国宝級俳優”というタイトルまで獲得した。

いつのまにかパク・ボゴムはデビュー10年目を迎える俳優となった。デビュー後、現在まで美談が絶えないほど温かい性格と誠実さの所有者であり、俳優としては様々な作品を通じて確実にフィルモグラフィーを積み上げ、大衆から愛と信頼を受けてきた。

今回の「青春の記録」では、さらに深くなった演技力で“信じて見る俳優”の真価をもう一度確認させ、今後より期待される俳優であることを立証した。

封切りを控えている映画「徐福」や「ワンダーランド」などで見せる彼のさらなる変身を期待し、韓国はもちろんのこと、アジアを越えて世界市場での領域を広げているパク・ボゴムの未来がさらに光り輝くことを期待したい。

 

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2020.10.29