韓国俳優パク・ボゴム(27)が軍服務中に出演作品を広報したことに関して、営利行為であるとの指摘がなされ、国防部に嘆願が提起されるに発展した。
そんな中、海軍側が公式立場を明かした。
海軍関係者は28日、「該当の放送コメントは音楽会の冒頭で、入隊後初めてステージに立ったパク・ボゴム二兵の緊張を解こうと、相手司会者が雰囲気作りのために自然に近況を問うかたちとなり、それに即興で答えたものだった」と説明。続けて「今後はこうした部分もきちんと見極めて、公的な活動に忠実に努めたい」と明らかにした。
これに先立ちパク・ボゴムは27日、チェジュ(済州)芸術の殿堂で開かれた「2020大韓民国海軍 護国音楽会」でMCを務めた。彼はこの席で「護国音楽会を楽しんでくださった後に、(27日最終回の)『青春の記録』もご覧いただけるとうれしい」「もう一つ、12月に公開予定の『徐福』も多くの関心と愛をお願いしたい」と述べた。
その後、あるネットユーザーがオンラインコミュニティーを通して、パク・ボゴムの発言が「軍人の地位及び服務に関する基本法」第30条(営利行為及び兼職禁止)に違反すると指摘。「俳優陣がバラエティ番組に出演し、本人出演の作品を広報するのと変わりなく、作品の視聴率と観客数に影響を及ぼす発言であるため、不適切だ」と述べた。また、「海軍の弛緩した規律をあらわにしていると言えるし、厳しく指摘しないわけにはいかない。海軍の公式行事で“営利行為(作品広報)”をしたパク・ボゴム海軍二兵を規律に基づいて厳しく問責してほしい」と国防部に嘆願を提起したことを明らかにしていた。
一方、パク・ボゴムはことし8月31日、海軍兵699期に入所し、6週間の基礎訓練を受けた後、海軍文化広報兵として軍服務中だ。
WOW!Korea提供