知っていた人にとっては再確認、知らなかった人にとっては再発見だった。視聴率3%台からスタートして口コミによりtvNドラマ「悪の花」の最高視聴率が5.7%まで上がるのに一番貢献者したのはイ・ジュンギ(ペク・ヒソン、ト・ヒョンス)だ。
他の俳優たちと息を合わせるのも重要だったが、感情を感じられないキャラクターを演じたり、高難度アクションシーンも多く、他の作品よりも気を使うことが多かった。夫であり、父であり、自身の過去を隠さなければならない訳ありの男。前作で見せたメロ、スリラー、アクションのすべてを「悪の花」に溶かし込んだ。
イ・ジュンギは「ペク・ヒソンのように温かくて幸せな家庭を築くのが夢で、良い夫、良い父親になりたい。(笑)今回の作品をやりながら一緒にいたスタッフが『イ・ジュンギは、結婚したら本当に幸せに暮らしそう』『娘ばかになりそう』とよく言われた。これからどうなるか分からないけど、家庭ができたら、豚頭に最善を尽くして愛したい。ト・ヒョンスが生まれたばかりの娘を見て無表情に『なんで泣いているの』と聞くシーンがあったけど、僕は感情がない設定なのにしきりに涙がでた。わけもなく、赤ちゃんの目に釘付けになって、」撮影中ずっとほうけて眺めてばかりいた。それを見て撮影監督に『ジュンギ、結婚する頃合いになったみたい』と言われた。(笑)」と語った。