特に繊細な内面演技で「やはり」という評価を引き出したキム・スヒョン（ムン・ガンテ役）と新しいキャラクターを描き出したソ・イェジ（コ・ムニョン役）、彼でないムン・サンテは想像できないオ・ジョンセ（ムン・サンテ役）をはじめ、すべての俳優の演技が十分な相乗効果を起こした。
演出と台本、俳優たちの好演が光った「サイコでも大丈夫」は初放送以来、様々な話題性の指標を掌握し、韓国を越えて海外でも熱い反応を得た。

何より、人間の内面の考察が毎週視聴者を惹きつけた。それぞれの痛みを持つ人物が各自の傷に直面しながら打ち勝って勇気を得て幸せを見つける過程が多くの人々に慰めと共感を伝えた。
加えて、毎回童話を活用して意味あるメッセージを伝えた「サイコだけど大丈夫」だけの方式が一役買った。絵本の中のメッセージは人物の心を動かし、視聴者にも深い感動を湧き起こさせた。
また、彼らのそばでアドバイスをしたり暖かいご飯を準備する大人たちや、苦しさを忘れさせてくれる友人の存在は、人は決してひとりで生きるのではなく、お互い助け合いながら調和して生きることを改めて実感させた。

このように「サイコでも大丈夫」は、人物が持つ傷や克服の過程を有機的に関連付けて美しい童話を完成させた。
最終回の視聴率は、ケーブル、IPTV、衛星を統合した有料のプラットフォームで世帯平均7.3％、最高7.6％を記録した。ケーブル、総合編成を含むチャンネルで同時間帯視聴率1位を占めて自己最高視聴率を更新し、有終の美をおさめた。tvNのターゲットである男女2049視聴率は平均5.4％、最高5.7％を記録し、地上波を含む全チャンネルで同時間帯視聴率1位を占めた。（有料プラットフォーム全国基準/ニールセンコリア提供）

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