「インタビュー」俳優パク・ソジュンが明らかにした映画「使者」…“100%満足ではないが、個人的に満足。僕自身に苦労したと言ってあげたい”

「エクソシズム映画だと思いましたが、ヒーロームービーに近いです」としながらパク・ソジュンは、「それも観点によって違うようです。観客の反応の中でそれが一番知りたい部分でもあります。もしエクソシズムだったら、もう少しマニア的な映画になったと思います。アクションジャンルだったら、それほど大衆性をつかむための選択ではなかっただろうかと思います。僕も撮影しながらエクソシズム、オカルトの素材を含んだ総合的なものが必要だと感じました。このごろの映画は多彩な見どころが必要で、夏の市場では観客が見どころの多い映画を好むような気がします。その部分が観客にどのようにアピールできるかを時間をかけて見なければならないと思います」と答えた。

高難度のアクションシーンについてパク・ソジュンは、「撮影に入るまでの期間が長くなかったです。1月半くらいの余裕がありましたが、ドラマを撮っていたのでどんどん痩せました。幸いその前にドラマ『サム、マイウェイ』で格闘技選手を演じて4ヶ月間ほど1日に8時間ずつボクシングの練習をしました。それを体が憶えていました。筋肉は一度作っておけば体が憶えていて、3~4週間位すればまた戻るようです。幸いにもその時の経験を僕の体が憶えていて、すぐ筋肉を作ることができました。格闘技のリングに上がるのも少しはプレッシャーが減りましたが、実際に選手と撮影するのは恐ろしかったです。でも選手の方がとてもよく助けてくれました」と説明した。

普段、金縛りによく合う方だというパク・ソジュンは、「高3の時から金縛りにあいましたが、あまりにも慣れてしまって来るタイミングも分かるようになりました。また鈍くなったりもするようです。最近では、かからなくなってずいぶん経ちます。それも時期があるようです」として、「エクソシズムやオカルトを扱った映画だからといって恐ろしい経験をするとかそういうことはなかったです」と話した。

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2019.07.28